「自分軸」で選択。悩む前に「行動」して
こうしたモヤモヤから抜け出すには、考え方のクセを少し変えるだけで対策できるとTomy先生。
「大切なのは、執着を手放して諦めること。若さや人生の残り時間など、避けられないことを悩んでも答えは出ません。受け入れてしまえば、不安は自然と軽くなります。
一気に“悩まない自分”になろうとするのはストレスなので、悩み続けてしまうときは、その時間をあえて趣味や気分転換に充てて、意識をそらすのも一つの方法です」
そのうえでカギとなるのが、今日という1日に集中して生きること。
「過去の失敗も未来の不安も、今現在は存在しない“頭の中の物語”にすぎません。人間は今日しか生きられないのだから、意識を“今”に戻すことが大切なんです」
意識を今に戻すためにTomy先生がすすめているのが、物事を「自分軸」で捉えて、さらに「行動中心主義」になること。
“私はどうしたいか?”を基準に選択することが「自分軸」。「行動中心主義」とは、考え込む前に“まずは行動してみる”ことで、不安やモヤモヤを増やさないという思考法だ。
「例えば、仕事帰りの夫から『雨が降ってきたので、車で駅まで迎えに来て』と連絡があってモヤッとしたとき。モヤモヤしたまま条件反射で『行かなきゃ』と動いてしまうのは他人軸。違和感を覚えたのなら一度『私はどうしたい?』と立ち止まってみてほしいのです」
「夕飯の準備中だから15分待てるなら行く」「今日は体調が悪いからむずかしい」など、どちらを選んでもよいが、“自分が納得して選んだ行動”であれば、モヤモヤはたまりにくくなるという。
「自分軸で選んだら、次は悩み続けずに『では上着を着て玄関まで行こう』と小さな行動に移す。これが『行動中心主義』です。考え込む時間を減らすことで、モヤモヤが膨らむのを防げます。
この『自分軸』と『行動中心主義』を日々少し意識するだけで、今日という1日に自然と集中でき、未来への漠然とした不安にとらわれにくくなるはず」
「日々のモヤッとしやすい瞬間」に効く、行動のヒントと、心を軽くする魔法の言葉を紹介。毎日のしんどさをやわらげるために、ぜひ実践してみて。











