中央大は1万メートルで上位10人の平均記録が、出場校中トップ。スピードランナーがそろう。

4強以外で有力なチームは

吉居駿恭選手(4年)と溜池一太選手(4年)の2枚看板を筆頭に、選手層は近年になく厚い。出雲は10位と惨敗しましたが、箱根にピークを合わせるためと考えれば、むしろ期待値が上がります。全日本での2位が、調整がうまくいっている証拠です。

 岡田開成選手(2年)が1区、溜池選手が2区、吉居選手が3区なら、往路優勝も間違いないと思います

 では、4強の中でも優勝しそうな大学はどこか訊ねると、和田はしばし熟考。

「こんなに優勝争いが読めない大会もないですね……。それでも挙げるなら“期待を込めて”中央大。そして國學院大。

 中央大は4年生が強いので、“今回は必ず優勝する”という気概をどこよりも感じます。國學院大は選手層の厚さが強みです。もちろん、青山学院大も駒澤大もトップ争いに必ず絡んでくると思います。ただ、そろそろこの2校を倒すチームを見てみたいですね」

 4強以外で有力なチームは?

早稲田大ですね。エースの山口智規選手(4年)、“山の名探偵”工藤慎作選手(3年)を筆頭に充実した戦力がそろっています。全日本6位の帝京大も“日本一諦めの悪いチーム”として、4強崩しに期待したくなります

 次回大会を走れる“シード権”を巡る争いも熾烈だという。

4強+早稲田大、創価大、帝京大は堅いと思いますが、あとはどの大学がシード権を取っても失っても、不思議じゃないと思います。予選会トップ通過の中央学院大や全日本8位の順天堂大などの活躍も、大いに期待したいです。母校・日本大も着実に力をつけているので、シード権争いに期待しています