野球選手や関係者は制裁金のみ
芸能界ではお笑いコンビ『令和ロマン』の髙比良くるまらが活動自粛となったのに対して、野球選手や関係者は制裁金のみで出場停止などの処分がなかったことから、
《処分が甘すぎる》といった声も上がった。
プロ野球選手やその関係者という影響力のある立場の人が、次々と手を出していたことが発覚したオンラインカジノ。再発防止策はどうなっているのか。報道などによって明らかになっている球団に、週刊女性PRIMEは今回、改めて確認の連絡をした。
まず、オリックスは、
「オンラインカジノの違法性や現状を内容に盛り込んだ大阪府警による講習会を監督、コーチ、選手、スタッフ全員を対象として行っています。契約更改時、選手全員に対し書面と口頭にてオフ期間の注意事項として注意喚起を実施しております」とのことだった。
ソフトバンクは、
「本件に限らず、日ごろよりコンプライアンスに関する研修や情報共有の機会を通じて、法令遵守の重要性や、違法行為が本人のみならず球団やプロ野球全体の信頼に重大な影響を及ぼすことについて、関係者の理解を深める取り組みを行っております。今後も、関係者一人ひとりが高い倫理観を持って行動できるよう、教育・啓発を継続してまいります」と回答した。
巨人からは、「今回の件を受けて、再発防止策および所属選手、スタッフ等への啓発策を構築し、関係する当局に報告し、理解を得たうえで取り組んでいます」と返答。
西武は、
「選手およびチーム関係者に対し、研修などを通じてオンラインカジノの違法性を含む法令順守の徹底について啓発を行っております。今後も継続的な啓発に取り組んでまいります」と、各球団とも研修などを通じて啓発活動を行っているようだった。
では、NPBとしてはどのような対策を取っているのか。
「今シーズンの開幕前に注意喚起のポスターを制作し、12球団の本拠地球場のロッカー、クラブハウス、NPBのオフィスなどに掲示しました。2026年1月9日の『NPB新人選手研修会』でも啓発プログラムを盛り込む予定であり、これからも必要な取り組みを適宜進めてまいります」(NPB広報室)
プロ野球選手は子どもたちに夢を与える職業でもある。二度と、このような騒動を起こしてほしくない。










