ほかにはFRUITS ZIPPERやCANDY TUNE、M!LKなどTikTokなどショート動画で“バズった”曲も目立つ。
アニメ=オタクが見るものはもう古い
「動画が“バズる”のは運の要素も大きいので、狙ったところで必ずしもバズらせることはできません。この3組に関しては“バズる”前から積極的にSNSやTikTokを活用。話題になったあとに、惜しみなく動画を公開し続けたことがヒットに結びついた理由ですね」(同・音楽ライター)
今後は「地上波しか見ていない層」は『レコード大賞』や『紅白歌合戦』の出場者がまったくピンとこない……ということになりそうだ。
「もともと『レコ大』も『紅白』も“その年に話題になった曲”を選ぶ番組ですからね。アニメというとオタクが見るものと思い込んでいる中高年も多いが、今はかつてのトレンディドラマのように若い世代にとっては気軽に見るものになっています。
そしてトレンドは地上波ではなく、TikTokなどネットでキャッチするものだという認識です。よほど社会現象を起こすような作品でない限り、地上波のドラマ主題歌に起用されても“バズる”ことはないでしょう。今は地上波ドラマよりアニメの主題歌に起用されてほしいと思っているアーティストの方が圧倒的に多いですよ」(レコード会社関係者)
地上波をチェックしているだけでは、流行に追いつけない時代になってしまったようだ。











