国内開催の五輪で日本チームが躍進
「原田、船木の涙が美しかった」(長野県・61歳)、「“飛ぶな、落ちろー”の叫び声が響いた」(宮城県・59歳)
3位は、1998年長野五輪の男子スキージャンプ団体(岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜)の金メダル。ジャンプ界のレジェンド・葛西紀明は直前にケガの影響で外れ、新たにメンバー入りした船木が4番手に。葛西は自分が出られない悔しさで、チームメイトに向かい「飛ぶな、落ちろ」と叫んでいた。
日本チームは3回目の原田まで首位でつなぎ、ラストの船木が通常どおり飛べば金メダルが決まるという中継は日本中を大いに沸かせた。
「船木さんが着地に成功してガッツポーズした瞬間、日本中の視聴者が喜んだと思います。原田さんの泣き顔も印象的でした。日本のチーム力が実を結んだと思いましたね」(スポーツ紙記者)
奇跡の大逆転でつかんだ団体金メダルは、今なお語り継がれている。
「ノーマークだった彼女が金メダルを取ってびっくりした」(福島県・42歳)、「まさかのメダルで感動した」(宮崎県・62歳)
2位は女子フィギュアでノーマークだった荒川静香が“イナバウアー”で頂点に立ったトリノ五輪。
アジア選手として初めて、冬季五輪女子フィギュアで金メダルを獲得。5歳のときにスケートに触れ、小学3年生のときには5種類の3回転ジャンプをマスターしていたという。トリノ五輪代表入り当時は、安藤美姫や出場資格のなかった浅田真央が話題となり、荒川に注目している視聴者は少なかったが─。
「安藤さんは当時絶不調で、村主章枝さんに注目が集まりましたが、結果としてノーミスで演技をこなした荒川さんが金メダルに。
浅田さんが出ていたら金メダル確実だったという声もいまだにありますが、荒川さんの冷静さは超人的。プレッシャーの中、本番で完璧な演技を見せるのはなかなかできないことですよ」(前出のフィギュアライター)











