合格し、入学したとて彼らが変わるわけではない。

世界中の伝統校で増えつつある

「多くの私学では、児童たちに学校指定のキッズ携帯のみ所持を認めているのですが、彼らは平気で校則を破り、最新機種のスマホを持たせてきたりするんですね。学校側が注意すると『このほうが性能がいいから』などと言って反省しないとか。

 また、これ見よがしに全身ブランドもので学校に来たり、高級車で来るものの駐車のルールを守らない。それなのに寄付はまずしないそうです。学校側もほとほと困っていると聞きますね

 そんな彼らがなぜ、子どもたちを日本の私立に入れたがるのかというと……。

子どもが日本の学校に通っていれば日本の不動産を購入しやすいから。また、私立には政財界の子どもたちも多く通っているので、そうした方とのコネクションづくりに利用しているそうですね。もっともこれは日本に限ったことではなく、世界中の伝統校で増えつつある流れだそうです

 近年はSNSに振り回されすぎている親たちも多いという。

『うちの子は塾に行かず特別なことはしないのに有名校に入りました!』なんて発信を鵜呑みにして、本当に必要な情報を集められなかったりと結局うまくいかず、私のところに泣きついてくる方もいます。

 そういった、『偶然うまくいった』話は相当盛られた自慢話ですから、私たちのようなプロが持っている本当の最新事情にはかなうわけがありません

 また、子どもたちより自分たちのSNS発信のほうが大切なのでは?としか思えない親たちも増えた。

これはお子さんを有名幼稚園に通わせていた、インフルエンサーのお母さんの話ですが、『(娘の)◯◯ちゃんと習いごとへ♪』といった投稿で、そのお子さんの幼稚園の制服がわかるように出していたんですね。こちらの幼稚園は過度な露出を禁止していますし、そもそも防犯的にもまずいでしょう

 また、親子面接に、流行りのぴったりしたスーツにツーブロック、これ見よがしの高級腕時計……という姿で現れる父親もざらにいるとか。

「そういう方はお子さんの教育方針より、聞かれてもいないのに、とにかくご自身の成功話ばかり語ってしまうそうです。当然、不合格のようですけどね。

 あと、代々卒業生だというご家庭でも、成績などの理由でお子さんが不合格ということもあります。それに対し激高して『どうしてうちの子が落ちたんですか!! 理由を教えてください!!』と抗議に来る親御さんもいるようですよ