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ー 大河ドラマのスタンダードが生まれた、5位は『天と地と』(1969年) ー 4位は『どうする家康』(2023年)
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ー 3位は『利家とまつ~加賀百万石物語~』(2002年) ー 2位は『真田丸』(2016年)
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ー 最高視聴率47・8%を叩き出した名作1位は『独眼竜政宗』(1987年)

 平均世帯視聴率は13%前後をキープし、好調の『豊臣兄弟!』。大河ドラマ王道の戦国時代が舞台とあり、往年の大河ファンからは期待の声が。しかし、戦国大河の中にも、名作もあれば駄作もあり─。ということで、30代~60代男女500人にアンケート。名作の戦国大河といえば?

大河ドラマのスタンダードが生まれた、5位は『天と地と』(1969年)

大河ドラマ初のカラー作品『天と地と』で主演を務めた石坂浩二
大河ドラマ初のカラー作品『天と地と』で主演を務めた石坂浩二

 アンケートには、「海音寺潮五郎の原作、冨田勲の音楽、俳優陣の迫力と、大河らしい荘厳さ。不朽の名作」(宮崎県・68歳・男性)、「昭和の時代ならではのじっくりとしたストーリーが濃厚で味わいがある」(岩手県・69歳・男性)、「高度成長期でテレビが娯楽の王様の時代、上杉と武田の因縁の合戦が再現された映像に心奪われた」(茨城県・67歳・男性)との声が集まり、24票獲得。

「7作目の大河で、初のカラー放送でした。主演の石坂浩二さんがブレイクし、信玄役の高橋幸治さんも人気が出て、“信玄を殺さないで”と嘆願が殺到したそうです」

 と言うのは、漫画家でドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさん。さらにこんな裏話も。

「実は前作の評判が悪く、これで大河は最後にするつもりだったのが、予想外のヒットで大河が存続した。当時はCGもなく、大規模なロケをしているので合戦シーンも大迫力。ヒーローとダークヒーローがいて、ダイナミックな合戦シーンがあるという、大河ドラマのスタンダードが生まれた。歴史に残る作品」(カトリーヌさん、以下同)

4位は『どうする家康』(2023年)

大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める松本潤
大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める松本潤

「松潤の頼りない家康が面白かった」(埼玉県・39歳・男性)、「新解釈で楽しかった」(北海道・61歳・男性)、「最近だったのでなんとなく記憶がある」(北海道・52歳・女性)と、25票獲得。

「岡田准一さん扮する信長が家康を“俺の白ウサギ”と言ったのにはびっくり。家康といえば狸親父というイメージだけど、新しい家康像でした」とカトリーヌさん。古沢良太脚本、主演は松本潤で話題に。

「山田孝之さん演じる服部半蔵は忍びなのに忍びたくなかったり、キャラ設定が独特。松重豊さんら家臣団が家康を支えながら戦国時代を生き延びていく、ある種のファミリー感が受け入れられたのではないでしょうか」