最高視聴率47・8%を叩き出した名作1位は『独眼竜政宗』(1987年)
「主役はもとより、配役・筋立て、すべて卓越。近年の実力より人気を優先させたものは見たくない」(東京都・52歳・男性)、「渡辺謙の演技が素晴らしかったので印象的」(神奈川県・53歳・男性)、「重厚感があり豪華絢爛で素敵でした」(東京都・66歳・女性)と71票を集めた。
「当時27歳だった渡辺謙さんが主演し大ブレイク。幼小時代の子役が言う『梵天丸もかくありたい』は流行語になりました」
ジェームス三木さんの脚本で人気を博し、最高視聴率47・8%を記録。秀吉役の勝新太郎さん、家康役の津川雅彦さんなど、ベテラン勢の存在感も光った。
「勝さんはリハーサルを一切やらずぶっつけ本番、しかも脚本を無視してひと言も話さなかったとか。渡辺さんと勝さんが対峙するシーンでは、その緊張感が伝わってくるかのよう。津川さんも絵に描いたような狸親父の家康を演じている。戦国時代といえば、信長、秀吉、家康の三英傑が登場するけれど、三英傑をみんなのイメージと合う人が演じていると評価が高い。そういう意味でも、配役もよかったし、時代劇が似合う俳優がたくさんいた時代でした」
1963年に始まり、大河は今期で第65作目を数える。過去作と差別化を図り、新たな切り口に挑む例は多いが、
「新解釈や新演出を取り入れたいのはわかるけど、見ているほうはつまずいちゃう。視聴者はもっと普通に歴史を描いてほしいと思っているはず」
放送中の『豊臣兄弟!』は、秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く、としている。カトリーヌさんの評価は?
「脚本は『半沢直樹』や『下町ロケット』の八津弘幸さん。豊臣兄弟がのし上がっていく過程で、『戦国倍返しだ!』が起こるのでは? きっとカタルシスと涙があるはずで、この先の展開が期待できそうです」
『豊臣兄弟!』は、将来ランキング入りを果たすのか─。
<取材・文/小野寺悦子>

















