“得意科目”がさらに加わったMEGUMI

 自尊心だの自分ファーストなんてどうでもいい、素敵な人に出会えれば何でもいいのだと思う人も多いと思いますが、それでは「自分の評価を人にゆだねない」という意味の自尊心を持たないまま美容にいそしみ、その結果、素敵な人に出会ったらどんなことが起きるのか考えてみましょう。

「そのままの自分で、価値がある」と思えない自尊心の低い人は、常に人からの評価や称賛を必要としています。みなさんの周りにも、他人や自分の年収、持ち物の値段、ブランド物をどれくらい持っているのか、体重、フォロワーの数に強いこだわりがあり、人とくらべて勝った負けたと言っている人がいると思いますが、自尊心が低い人は、“数字”が、自分の価値を保証してくれると思い込んでいるのです。

 そういう人にとっては、素敵な恋人も自分の価値を高めてくれるアイテムです。恋人がいることで生活にハリが出るとか、前向きに頑張れるというのならいいのですが、自尊心が低い人の場合、「素敵な恋人を失ったら自分の価値が下がってしまう」と思い込んでしまうため、モラハラや浮気をされても“いい子”を演じて、不健康な関係を続けてしまうことがあります。そうなると、素敵な人と出会えたはずなのに、ちっとも幸せではない、自尊心がますます下がって、自分には価値がないと思い込んでしまうという悪循環にはまってしまう可能性があります。

 MEGUMIさんもくるまさんも大人ですから、今すぐ結婚という形にこだわる必要はないでしょうし、今後もくるまさんがヤバい出来事を起こす可能性がまったくないとは言えません。もし、そういうことがあったとしても、MEGUMIさんのように健全な自尊心を持つ人は、「相手の価値と自分の価値をイコールにしない」わけですから、何があっても、自分のことも他人のことも過剰に責めません。MEGUMIさんなら、持ち前のトーク力でさらりと笑いに変えることができるのではないでしょうか。

『令和ロマン』高比良くるま、松井ケムリとの3ショットをSNSに投稿した小泉今日子
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 一言でいうのなら、うまくいってもいかなくても、この交際はおいしいのです。タイミングのいいことに、今、芸能界全体をみまわしても、独身の恋愛について語る人がいません。MEGUMIさんの得意科目に「オトナの恋の始め方」が加わった、そんな印象を受けた今回の熱愛報道なのでした。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」