陛下が「リンクコーデですよね」とおっしゃった
令和以降、同系色のカラーや柄を取り入れた“リンクコーデ”でお出ましになることが多い天皇ご一家。今年に入ってからも、その仲睦まじい様子が随所に見られた。
「2月17日の『国風盆栽展』では、陛下と雅子さまがえんじ色でそろえられ、愛子さまは同系色のピンクで若々しさを演出されていました。また、陛下のお誕生日に際して宮内庁から公開された写真でも、ご一家で水色を取り入れた装いが披露されています。こうしたこまやかな演出は毎回SNSなどでも話題になり、人々の注目を集めているのです」
そんな“リンクコーデ”について、陛下自らが言及されたことがあるという。
「昨年の冬、陛下に『お洋服が似ていますね』と話しかけた方がいました。本来、“リンクコーデ”という言葉はメディアが好んで使う表現ということもあり、その方はそれを避けた聞き方をされたようでした」(宮内庁関係者、以下同)
すると、陛下の口から予想外の回答があった。
「自ら『リンクコーデですよね』とおっしゃったのです。その場にいた人は、陛下がファッション用語を使われたことに驚きました。陛下は気にとめる様子もなく、『雅子と愛子と相談しています』と笑顔で続けられたのです」
仲のよいご一家にとっては、ごく自然なコミュニケーションなのだろう。スタイリストの霜鳥まき子さんはこう解説する。
「リンクコーデは団結、同調、親密さ、そして互いへの尊敬など、“気持ちを寄せている”という共感を表現する際に用いられます」
これまでの天皇誕生日の一般参賀では、ご一家は装いにシルバーを取り入れられることが多かった。
「'23年に行われた天皇誕生日の一般参賀は、コロナ禍明けというタイミングでした。当時はまだマスクを着用されていたため、表情からお気持ちを酌み取ることが難しい状況でした。そこで“同じ気持ちである”ことを伝えるために、お三方でシルバーを身に着け、視覚的にリンクされたのでは」(霜鳥さん)
シルバーというカラーの選択にも、ご一家らしい配慮が込められているという。
「慶事ではシルバーのネクタイをされる陛下に合わせ、雅子さまと愛子さまがお召し物にシルバーを取り入れられたのでしょう。この演出は'25年まで毎年行われてきました」(霜鳥さん)

















