陛下のメッセージに雅子さまと愛子さまが衣装で呼応された
一方で、今年のお召し物は雅子さまと愛子さまのお二人がイエローでリンク。この輪に陛下が新しい形で同調されているそうだ。
「一般参賀のお言葉の中で、陛下は春の訪れについて触れられました。その内容と、お二人の衣装がリンクしているように感じます。これまではシルバーに合う寒色系のドレスをお召しになることが多かったのですが、今年は春を感じさせ、参賀者が前向きな気持ちになるようなイエローという華やかな色を選ばれたのだと思います」(霜鳥さん)
新しい形のリンクに挑戦されたご一家だが、根底にある思いは変わらない。
「“国民と同じ気持ちですよ”というメッセージを、新しい見せ方で表現されたのでしょう。冒頭の“穏やかな春となるよう”という陛下のメッセージに、お二人が衣装で呼応されていることが見て取れます」(前出・皇室担当記者)
いまやご一家の象徴ともいえる“リンクコーデ”。霜鳥さんによると、“くどさ”を感じさせない工夫がされているという。
「リンクコーデは色に限りません。例えば光沢がある素材感という点を、今年もご一家でそろえられています。また、雅子さまと愛子さまは同系色でも、あえてトーンを若干ずらしています。個性を生かしながら、可能な範囲で同じものを取り入れられている。だからこそ、拝見する側も無理やり感を覚えることなく、微笑ましい気持ちになるのでしょう」
ご一家での公務が増える中、2月25日、陛下が東日本大震災の被災地を訪問される際、愛子さまも同行されることが公表された。
「陛下はお誕生日の会見では、愛子さまの“皇族としてあるべき姿”について多く言及されていました。昨年の戦後80年の慰霊の旅と同様、被災地への訪問でも、ご一家が団結して国民に寄り添う姿が見られるはずです」(前出・皇室担当記者)
ご一家が体現される“リンクコーデ”という絆の形が、被災地を力強く照らす光となるに違いない。
霜鳥まき子 スタイリスト・名刺服プロデューサー。JAL国際線CAを経てスタイリストに。個人法人のブランディングや制服デザインなどを手がける。著書に『似合う服だけ着ていたい』(文藝春秋)など

















