運と聞くとやはり麻雀のことが……

 40年芸能界で活躍できているだけでも“運”を持っていると思うのだが、自身ではどう感じているだろうか。

「運はないと思いますね。徳を積めば運がついてくる、そうあってほしい願望はありますが。実際の運は気まぐれなんだろうな、という印象です。ただ僕、“運”と聞くとどうしても勝負の世界(麻雀)が頭に浮かんできて(苦笑)。俳優業とイコールにしてしまう時点で、間違っているかもしれませんが」

 萩原がプロ雀士として麻雀界を牽引する存在であるのは、多くの人が知るところ。最近では、木村拓哉のYouTubeチャンネル「木村さ~ん!」で、木村が麻雀のトッププロだけが参加できるMリーグの雀士と対戦する動画に萩原が登場し話題となった。

 2人が'94年にW主演したドラマ『若者のすべて』(フジテレビ系)の撮影当時、「役者は俺ひとり」と萩原が発言したことが人づてに木村に知れて、不仲になったと囁かれていたが。

「あの件に関しては、圧倒的に僕が悪いので。そりゃ言われたら気分悪いよなと思います。そこに大した悪意はなかったんですよ。当時の僕は、調子に乗っていたんだと思います」

 萩原と木村の初共演作品となった『若者のすべて』は、Mr.Childrenによる主題歌『Tomorrow never knows』とともに大ヒットした。

「今となれば、の話になりますが、もし『若者のすべて』の中で、拓哉と僕の関係性が何らかの形で作品に影響を与えていたとしたら、と考えることがあるんです。後づけのきれいごとと言われてしまうかもしれません。

 しかし、今でも“見てました”と言ってくださる人がいるのは、あのときの、あの若さにしかない愚かさが生んだ魅力みたいなものが作品の中にあるように感じて。そうして振り返ってみて“あぁ、よかったな”と思うんです。2人がこうして自分なりの道を歩んできて、お互い現役で再会できてることが、本当にうれしいんですよね」