事件が動いたのは行方不明から3週間
警察が自宅と小学校の間の山中周辺を捜索したところ、結希さんの靴が見つかった。この時点までで、消防団などを含め、延べ1400名が捜索に当たっていたという。
4月13日:遺体発見
そして、翌日の4月13日の午後4時45分ごろ、市内の山林で子どもと見られる遺体が発見された。
「ご遺体は仰向けになっており、大きな外傷はなく、枯れ葉等は被っていませんでした。ご遺体は結希さんが行方不明になった当日の服装と同様で、死後、相当な時間が経過しており、腐敗が進んでいました。14日には結希さんのご遺体だと判明しましたが、いまだ死因はわかっていません」
4月15日:自宅家宅捜索
警察は結希さんの自宅の家宅捜索とともに、両親を含む複数親族に対し、任意の事情聴取を開始した。
「ほかの親族の事情聴取が終わる中、父親の事情聴取だけが長時間に及びました。22時ごろ、父親の逮捕状を請求することがわかり、翌16日未明に父親が死体遺棄容疑で逮捕されました。同日中に結希さんの殺害を認めたことも明らかになり、17日には“首をしめつけて殺した”という趣旨の供述をしていたことがわかりました」
現在:公衆トレイの現場検証
結希さんの遺体の状況から、見つかった市内の山林だけでなく、複数個所に移動させていたこともわかっていた。4月18日には、死体遺棄に関連がある場所として、市内の観光地『るり渓』の公衆トイレ周辺の現場検証を始めた。
「父親の車のドライブレコーダーを解析したところ、学校に向かう様子は確認できているものの、映像の一部が欠落していたことが分かっています。
この点について、父親のスマホからはドライブレコ―ダーに関する検索をしていたこともわかっており、録画の停止やデータ削除の方法を調べていた可能性があると見られています。スマホの位置情報履歴から『るり渓』へと辿り着いたのかもしれませんね」
3月23日の朝、結希さんが自宅で朝食をとる様子を親族が確認していたという。
なぜ、11歳の尊い命が奪われたのか。父親の動機はなんだったのか。全容解明まで、そう時間はかからないだろう。

















