長引くホルムズ海峡の封鎖で原油不足が深刻化する中、4月21日、高市早苗首相がメキシコのシェインバウム大統領と約20分間の電話会談をおこなった。メキシコにおける日本企業の活動のための環境整備協力や貿易関係の強化などを協議する中、高市首相はメキシコからの原油輸出拡大についても要請。シェインバウム大統領も前向きに検討する考えを示していた。
「私から」連発の“コピペ事件”
そして翌22日、シェインバウム大統領が会見を開き、一定量の原油を輸出する合意があると日本への余剰原油の輸出を表明。原油輸出に関しては「過去に何度も輸出がおこなわれており、余っている原油を輸出してきた」と述べている。
「日本へ輸出される原油は100万バレル。7月に日本へ到着するそうです。メキシコ国内でもガソリン価格は上昇していて、しかもメキシコの原油生産能力は近年減少中。そんな状況で輸出を決定してくれたシェインバウム大統領に感謝ですね」(経済評論家)
原油不足の危機が高まる中での明るいニュース。しかし、100万バレルがどの程度の量かというと、実は国内使用量の1日分にも満たない。“無い”よりは有り難いが、この結果に世間からは「1日分以下って、まさに焼け石に水」「たった100万バレルでドヤるのは恥ずかしい」「え?その後継続して来るんだよね?1回こっきりじゃないよね?」「こんなもんニュースにするなよ」「結局エネルギー危機は変わらないってことじゃん!」といった反響が続出している。
世間の反応を他所に、高市首相は21日にXでシェインバウム大統領と電話会談したことをアピール。長文で電話会談の内容を綴っているが、文章に何やら違和感が……。
「高市首相は、電話会談をおこなったことを報告した後、《冒頭、私から、昨日、日本で発生した地震に関する~》と会談内容を記しています。しかし、トピックスが変わるごとに《また、私から「戦略的グローバル・パートナー」である両国の~》《さらに、私から、メキシコにおける日本企業の~》と、やたらと“私から”が出てくるんです。非常に不自然で、コメント欄では《私からアピールがうざい》などとツッコミが入れられています」(政治ジャーナリスト)
その後、判明したのが、投稿文は外務省が公表した文章の《高市総理大臣から》を《私から》に変えただけだったということ。いわゆる“コピペ”である。
これには、「まさかの高市首相コピペ事件」「待って、総理大臣がコピペってウケる」「仕事が雑。コピペするならその後ちゃんと文章整えようよ」など、呆れ声が寄せられている。
原油不足への対応やさまざまな公務で、目も回る忙しさであろう高市首相。しかし、ほぼ丸々コピペの文章をXに載せるのは――。






















