子どもは「褒めるだけでいい」習い事の送迎で大忙し
多忙な仕事の中、土屋は4人の子どもを育てているが、完璧を目指さないと決めている。
「家族にはダメなところも、泣いているところも弱さも見せているので、お手伝いもしてくれます。子どもたちが健康で、いろんなことにチャレンジできる環境を整えてあげるのが私の役目だと思っています」
子どもたちはみんな個性もバラバラで、もちろん苦労はある。長男の澄海は今、モデル、バレエダンサーとして活動中だが、幼いころは言葉で自分を表現することが苦手で、土屋はコミュニケーションに悩んだこともあった。しかし時間がたつにつれ、関係は変化してきたという。
「今は逆に注意されるんですよ。ママのしゃべり方が怖いって(笑)。笑い話にできるようになって、指摘し合えるようになって、ようやく打ち解けられたところがあります」
一方、次男は柔道一筋の高校生で、オリンピックを目指して頑張っている。
「私は柔道をやったことがないから、彼がどれだけ苦労しているかがわからない。だから褒める役割に徹し、指導は先生に任せているんです。食生活だけは気を配り、身体をしっかりつくっていくサポートはしています」
長女の星波はバレエに打ち込み、次女の虹波は柔道をやっていて、それぞれの送迎も土屋の役割だ。
「子育ては女の子のほうが大変。男の子はカバンひとつで『行ってきます』と出ていくけれど、女の子は身だしなみや準備に時間がかかります。まだ小さいのに私のメイクにダメ出ししたり、口も立ちますし。4人それぞれの強みを伸ばしてあげたいので、習い事のサポートは欠かしません」
実は土屋自身もバレエを7年以上続けており、週5〜6回レッスンに通うほどの本気さだ。
「バレリーナがしゃべらず踊るだけで人を涙させるのはどういうことなのかを知りたかったんです。レッスンを受けたときに、運動量の多さとメンタルを保つ大変さがわかって、自分が学んだことない世界だからやってみようと思いました。仕事に役立つかどうかはさておき、リスペクトできることに挑戦してみたかったんです」
フルタイムで仕事をこなし、4人の子どもたちの世話をし、自分のバレエも欠かさない日々。「気づいたらソファでコップを持ったまま寝ていた」なんてこともざらにある。そんな毎日でも、決めたことは全部やるのが土屋アンナだ。
「子どもたちのせいで自分の何かができないのはイヤなんです。子どもたちのこともやるけど、自分のこともやる。だから疲れます(笑)。周りから『どうしてそんなに詰め込むの?』と言われますが、自分もまだまだ成長したいんだと思います」


















