夏巡業の休みはわずか1日

 大きな海外巡業を控える中の人気力士による相次ぐケガ。パリ巡業後には国内で夏巡業も控えている。 

「すでに発表されているスケジュールによれば、8月2日の岐阜を皮切りに、東北・関東地方を中心に全国を回り、30日の東京まで約1か月続きます。昨年より2日増えて28日間、27会場での開催となりますが、力士が完全に休めるのはわずか1日程度。

 3月末から4月末にわたって春巡業では、五月場所を休場することになった大の里や安青錦をはじめ、14人以上の力士が途中離脱を余儀なくされました。本場所に影響が出ている以上、相撲協会による“過密スケジュール”に批判の声が集まるのも無理はありません」(スポーツ誌ライター)

 年6回の本場所に加えて、4回行われる国内巡業。2023年には15か所だった春場所は、2024年は20か所、2025年は25か所、そして今年は27か所と、その数も年々増えていることが分かる。

 パリ巡業に関して、協会は《スポーツ、文化、精神性をひとつのイベントに集約し、歴史に名を刻むイベントになることを約束します》と発表している。ファンは、どうか日程は集約しすぎない精神で、相撲の文化を守ってほしいと願っているだろう。