言うまでもなく、店頭の傘立てから傘を盗った場合、たとえ安価なビニール傘であろうと窃盗容疑で逮捕される可能性がある。目印がない傘は取り間違いの可能性もあるが、わざわざめじるしアクセサリーをつけた傘を選んで持っていくことは故意と指摘されかねない行為だ。
実際、2022年には静岡県内のスーパー出入り口の傘立てに置かれた、300円のビニール傘を盗んだ疑いで50代女性が逮捕されている。この時の被害者はビニール傘だろうと泣き寝入りせず、被害届を提出したことで警察も捜査に乗り出した事案もある。
それだけに傘はもちろん、お気に入りのめじるしアクセサリーまでも盗まれたとあっては事件化する可能性は高い。いくら安価であろうとも窃盗は窃盗、傘を持ち帰ったことで人生が一変することも認識しなくてはならない。
『メルカリ』で大量の転売品が
そして300円のガチャガチャが加熱する一因となっているのが、キャラクター商品ではすっかりお馴染みの「転売」だ。大手フリマアプリ『メルカリ』では案の定、発売日当日からヨッシーをはじめ、人気キャラクターのめじるしアクセサリーが大量出品されている。
しかも300円の商品に対して1000円以上、全10種類のコンプリートセットには7000円〜9000円ほどの値がつけられて高額転売されている。やはり全国各地での争奪戦に拍車をかけているのが、転売目的で買い付ける転売ヤーなのだろう。
ところが転売市場にも異変が起き始めている。発売当初は『メルカリ』で“入れ食い”状態で捌かれていためじるしアクセサリーだが、ここにきて買い手がつかずに転売ヤーも在庫をあまらしている印象だ。
販売元のバンダイも転売状況を心得ているのだろう。ガシャポン公式サイトでは《※本商品はご好評につき、今後追加生産を行って参ります。》との注意書きがあり、すでにヨッシーをはじめ人気キャラの追加生産を告知。しばし待てば、転売品を買わずとも正規ルートのガチャガチャで、定価の300円で購入可能になるからだ。
別に梅雨シーズンにつけなくてもいい、お気に入りのめじるしアクセサリーは後ろめたさを感じずにつけたい。

















