そんなオーナーの“懐刀”として、2018年からGM、監督などの職についているのが石井一久氏だ(52)。2人の関係性が如実に出ていたのが、5月28日のセ・パ交流戦、中日ドラゴンズとの試合前でのこと。

 バンテリンドームを訪れた三木谷氏は、ベンチ前に集められた全選手、三木監督やコーチを激励。全員が帽子を脱いで直立不動し、試合前の大事なウォームアップの時間を費やして、オーナーの言葉にじっと耳を傾けるのだった。

 この時、慣れないセ球団の本拠地に足を運んだオーナーに、ピッタリ寄り添って“アテンド”していたのが石井GM。背広のポケットに手を突っ込んで歩く三木谷氏の隣で、両手を前で組んでついて回るGMの姿は、さながら出世のために上司の機嫌を取り繕う“イエスマン”。

 このオーナー激励も虚しく、28日の中日戦を落とした楽天は、以降の交流戦を2勝7敗と不調から脱することなく、三木監督の休養発表となったわけだ。

口だけ出して、自分は責任取らない

 しかし、三木谷氏らによる現場介入が事実ならば、チーム低迷の責任は“背広組”にもあるように思える。それでも責任を取らされるのは、現場の指揮を一任されない“雇われ”監督ばかり。ファンも異質な“体質”に違和感を覚えているのか、

《いつも監督がババを引く。 三木谷と石井が口だけ出して、自分は責任取らないんだから良いポジションだ》
《口出しばかりしておいて、結果が出なけりゃ、 全部現場の責任にする、 これじゃ、監督のなり手いなくなる》
《久信みたいに三木谷か石井が監督代行すればいいのにな》

 Xでは「口は出すが責任を取らない」球団フロントへの批判が高まっている。そして埼玉西武ライオンズの元GM・渡辺久信氏(60)を例えにして、三木谷氏らが監督代行を務める人事を勧める声も。