大人の肌は“守る美容”が大事
熊切 プロテインもとっていますが、こちらも続けるほうがいいですよね?
中山 タンパク質は筋肉を保つために大切です。肉、魚、卵、大豆製品など食事からとるのが基本ですが、足りない分をプロテインで補うのは問題ありません。ただし、腎臓の病気などでタンパク質制限を受けている方は、自己判断で増やさないようにしてください。
熊切 肌が弱いこともあって、日頃からシンプルなスキンケアを心がけているのですが、年齢肌にはたくさんのアイテムを使用したほうがいいのでしょうか。
中山 大人の肌は、“足す美容”より“守る美容”が大事なことも多いです。化粧水、美容液、乳液、クリーム……と重ねていくと、成分同士が合わなかったり、肌への負担になることもあります。自分の肌に合うものを見つけて、洗浄、保湿、紫外線対策をシンプルに続けるほうが、肌の状態が安定する方もいます。
熊切 グラビアの撮影で外にいるとき、スタッフの方に「1日でこんなに黒くなる人は初めて見た」と言われるくらい焼けやすい体質なんです。そのため最近は肌に塗るだけでなく、飲む日焼け止めも取り入れています。
中山 “飲む日焼け止め”と呼ばれるサプリメントは、体内から紫外線による酸化ストレスを軽減することが期待されている心強い味方ですね。ただ、これ単体で紫外線を100%防げるわけではないので、やはり塗る日焼け止め、帽子、日傘など「外からのディフェンス」が主役になります。
両方を組み合わせることで、より高い効果が期待できますよ。屋外ではSPF30以上・PA+++以上(UV-A・UV-Bの両方を防ぐタイプ)を選び、汗をかいたり時間がたったら塗り直すことが大切です。
熊切 いいといわれることはなんでもやっていますが、ときどきクインケ浮腫(血管浮腫)で顔が腫れ上がり、大変なんです。突然まぶたがふさがるほど腫れて、その都度ステロイドの点滴や注射を打ってきたのですが、ずっとじんましんだと思っていました。
でも大学病院に行くと「クインケ浮腫」と診断され、薬と治療で少しずつ回復することがわかってホッとしたんです。
中山 実は、診察で同じ症状の患者さんに熊切さんのお写真を紹介したネットの記事をお見せして、症状の説明をすることがあったんですよ。診断がついてよかったですね。ただ、万が一にも喉の違和感や息苦しさ、飲み込みにくさを感じたときは、速やかに医療機関を受診する(※夜間や休日の場合は救急外来も検討する)ことが大切です。
繰り返す場合は、皮膚科やアレルギー科などで原因を調べ、いざというときのお薬の使い方をあらかじめ主治医の先生と確認しておくと安心ですね。熊切さんのような有名人が発信してくださることで、「ただのむくみじゃないかも」と適切な受診につながる方もいると思います。


















