夏ドラマに『VIVANT』『GTO』
一方、若い世代は動画配信サービスなどで自分の好きな時間に作品を視聴することが一般的。かつての月9のような、キラキラの恋愛ドラマは地上波で絶滅寸前なのか……。
テレビから消えたというより「映画館」へと舞台を移したのでは、とカトリーヌさんは分析する。
「人気アイドルや注目の若手俳優が主演する恋愛映画は、入場特典なども充実。しかも劇場公開が終われば、すぐに配信に移行されるのでファンにとってはタイパも含め、おいしい(笑)。また、純愛ドラマは今や一大ブームのBL(ボーイズラブ)系にも引き継がれていると感じています」
さらに視聴者の「推し」が細分化され、一極集中の国民的スターで視聴率を集める時代ではなくなったことも、地上波で若者向け恋愛ドラマが作られにくい理由のひとつだという。
しかし、7月スタートのドラマには希望も。『GTO』(フジテレビ系)は、生徒役を15~17歳の「リアル高校生世代」に限定したオーディションを実施。異例の2クール連続放送となる『VIVANT』(TBS系)、『silent』の脚本家が手がけた『Tシャツが乾くまで』(TBS系)など期待のラインナップがそろう。
重厚な人間模様を軸にしながら、学園ドラマなどで若い才能を発見できれば、幅広い視聴者層を取り込み、新たなテレビドラマの魅力を生み出す活路が開けるのではないだろうか。
取材・文/住田幸子


















