佐藤二朗、フジ絶縁宣言

監督はスピンオフドラマについて“降板じゃない!絶対に完成させたい!”と、熱くクランクインの仕切り直しを宣言していたんです。すでに撮り終えている映画制作側も、佐藤の出演シーンはカットしないと言いますし、スピンオフの撮影も行われると誰もが思っていたのですが……」(同前)

 佐藤は、フジテレビに対し「残念です」と記したのちに、こうポスト。

「ごめん本広さん。『踊る』関係者の皆様、本当にすみません。映画本編も、僕のところは全てカットしてほしい。」

 本広監督が熱望した「佐藤二朗VS青島刑事」の“芝居対決”という夢の構想だけでなく、撮影済みの映画本編からも「自分を消してくれ」と、役者としてこれ以上ない苦渋の言葉を投げかけたのだ。

 さらに佐藤の言葉の最後は、“身内”であったはずのフジテレビ局員たちへの感謝とともに、強烈な拒絶の言葉で締めくくられている。

「フジの局員にも関わらず、僕に激励のメールくれたみんな、ごめん。僕は心から、もうフジとは関わりたくないです。 」

 このあまりに生々しい叫びに芸能界は震撼している。このポストから一晩たち、8日朝に佐藤は再び以下のように投稿した。

「本当にすみません。どなたかのお叱りの指摘が至極正しいと思い。撮り終えたシーンを「カットして」は本広さんは勿論、多くに迷惑をかけます。その部分は心より謝罪し、取り消します。使われてもカットでも、僕に異論はございません。そしてこれもご指摘が正しいと思い。投稿、これを最後にします。」

 多くの人たちにかかる迷惑を想定し、即座に謝罪と取り消しをした。世間は佐藤が「現場に寄り添う俳優」だとより認識し、一層、怒りの矛先がフジに向いている状態だ。

 ハラスメントの真相究明とは別の次元で、最悪の印象を残すことになったフジテレビの詳細表明。局のドル箱コンテンツとも言える14年ぶりの新作『踊る大捜査線』は公開を前に修復不可能なレベルの致命傷を負おうとしている。