ノミネート外の選手を選ぶには、各球団の選手リストから当該選手を探す手間がかかる。裏を返せば、そんな“ハンデ”がありつつも31万7882票を投じる熱心なファンがいたわけで、仮にノミネートされていれば結果は違っていたのかもしれない。
しかし前出の野球ライターによると、SNS上では「高橋を選出させまい」とするファンによる“妨害工作”が行われていたとも。
「投票しないで」呼びかけるファン
「実は投票スタート後からまもなく、高橋に“投票しないで”と一部ファン同士で呼びかける投稿も目立ち始めました。なんでも20勝も目指せる成績だけに後半戦のために、阪神のリーグ優勝争いのために“休ませてあげたい”と、オールスター不出場を望むファンもいたということ。
2018年のデビュー以来、怪我に悩まされ続けてシーズン通して投げ切ったことはない。ここまで実力を如何なく発揮できているだけに、まずは怪我なくシーズンを全うしてほしい。そんなファンの“思惑”と“願い”が現れた投票結果と言えるのかもしれませんね」
とはいえ7月9日には「選手間投票」が発表され、また13日には監督推薦を含む出場メンバーが決定する。特にセ・リーグチームは藤川球児監督(45)が指揮をとるだけに、他球団の目もあってエースを温存させるわけにはいかないだろう。
「オールスターで頑張りたいと燃えるようなコンディションで当日を迎えられるようサポートをしたい。それだけの能力は(高橋には)あるので。(日本ハムのフランミル)レイエス選手(31)に高橋遥人で行きたいね」
ファン投票開始に向けた記者会見で、パ・リーグチームの小久保裕紀監督(54)を前に高橋の“予告登板”をしていた藤川監督。ファンも楽しみな一方、複雑な心境かもしれない。


















