近しい人物が明かす容疑者の素顔

 容疑者は周囲からどのような人物として見られていたのか。約3か月間、容疑者を雇っていたという飲食店の女性オーナーは、こう明かす。

「最初は普通の人だと思っていたんです。でも付き合っていくうちに“この人は普通じゃないな”と感じるようになりました。相手を見て接し方を変えるのが本当にうまくて、うちの従業員にも、普通なら踏み込まないような話まで平気で聞いてくるんです。人との距離感が変というか、人を自分の味方に引き込むのが本当に上手でした」

6月29日、この櫻井容疑者宅で被害女性の唇が針と糸で縫い付けられた事件が起きた
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【写真】手の甲に大きなタトゥー、友人の前でふざけた表情を見せる容疑者

 この女性オーナーも、標的になったという。

「新しい店を任せるはずだった従業員が辞めてしまったとき、彼女が“代わりに私がお店やります!”と言ってきたんです。私は彼女を信用して、開業の準備をし、最終的には名義も譲るつもりでいました。

 でも裏でお客さんや従業員に“あの人は危ない”“私はいじめられている”とデマを流し、私を孤立させようとしていた。挙げ句の果てには、店の取引先に“私は騙された”と言い触らし、お店を潰そうとまでしたんです」

 人の信頼を巧みに得ながら、その裏で人間関係をかき乱していたという櫻井容疑者。不可解な共同生活の末に起きた事件は、いまだ多くの謎に包まれている。