近しい人物が明かす容疑者の素顔
容疑者は周囲からどのような人物として見られていたのか。約3か月間、容疑者を雇っていたという飲食店の女性オーナーは、こう明かす。
「最初は普通の人だと思っていたんです。でも付き合っていくうちに“この人は普通じゃないな”と感じるようになりました。相手を見て接し方を変えるのが本当にうまくて、うちの従業員にも、普通なら踏み込まないような話まで平気で聞いてくるんです。人との距離感が変というか、人を自分の味方に引き込むのが本当に上手でした」
この女性オーナーも、標的になったという。
「新しい店を任せるはずだった従業員が辞めてしまったとき、彼女が“代わりに私がお店やります!”と言ってきたんです。私は彼女を信用して、開業の準備をし、最終的には名義も譲るつもりでいました。
でも裏でお客さんや従業員に“あの人は危ない”“私はいじめられている”とデマを流し、私を孤立させようとしていた。挙げ句の果てには、店の取引先に“私は騙された”と言い触らし、お店を潰そうとまでしたんです」
人の信頼を巧みに得ながら、その裏で人間関係をかき乱していたという櫻井容疑者。不可解な共同生活の末に起きた事件は、いまだ多くの謎に包まれている。


















