痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア

マッサージ→ストレッチ

 お尻から足先までの筋肉をほぐして、筋肉と筋肉の間の神経の通り道を緩めると神経の滑りもよくなる。セルフケアを2週間続ければ、症状も徐々に緩和されていくはずなので、まずは続けてみましょう。

● 1~3のマッサージで神経圧迫を取り除く

● 4で神経の“滑り”をよくする

 1~3のマッサージと4のストレッチまでを1セットとして、続けて行う。各30秒程度なので、1セット通しても2分程度。痛みやしびれのあるほうの脚だけでOK。両脚に症状がある人は両脚行う。1日の間に何度行ってもよいので、隙間時間にケアする習慣をつけたい。

※マッサージやストレッチで痛みやしびれがひどくなった場合は、すぐにやめて医師に相談してください。

(1)梨状筋マッサージ

痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(1)梨状筋マッサージ
痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(1)梨状筋マッサージ
【写真】痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」セルフケア

 両手を握りこぶしにして左右のお尻の真ん中に当て、あおむけになる。両手をお尻に当てたまま、ひざを曲げた状態で、股関節を開いたり閉じたりする。これを30秒間、自分のペースで行う。

Point お尻がフワッとほぐれている感覚があると、効いている証拠

(2)太もも裏マッサージ

痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(2)太もも裏マッサージ
痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(2)太もも裏マッサージ

 太ももの裏の真ん中に、両手の人さし指から小指までをあて、皮膚を上下に動かす。これを30秒間、自分のペースで行う。余裕があれば、指をあてる部分をずらして、太ももの裏全体に行うと、より効果が期待できる。

Point 強く押して動かすと筋肉が緊張してしまうので、心地いい程度の強さで行う

(3)内くるぶしのマッサージ

痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(3)内くるぶしのマッサージ
痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(3)内くるぶしのマッサージ

 内側のくるぶしの上下に両手の指先をあて、内くるぶしの皮膚を伸ばして3秒キープする。これを5回繰り返したら、次は皮膚を寄せて3秒キープ。これを5回繰り返す。

Point 神経が皮膚表面に近い場所なので強い刺激は避ける。皮膚をやさしく動かすようなイメージで

(4)「坐骨神経」滑走ストレッチ

痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(4)「坐骨神経」滑走ストレッチ
痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(4)「坐骨神経」滑走ストレッチ

 あおむけになり、痛みやしびれがあるほうの脚を曲げてひざを抱える。

痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(4)「坐骨神経」滑走ストレッチ
痛み・しびれを緩和する「坐骨神経痛」ケア(4)「坐骨神経」滑走ストレッチ

 その姿勢から、ひざをできるだけ伸ばす。足首は自分の顔の方向に反らせて、お腹を見るように首は上げる。3秒キープして、これを10回繰り返す。

Point 痛みを我慢して行うと逆効果になるので、力むことなく、痛みのない範囲でひざを伸ばす

高橋陽平さん 柔道整復師。リハフィットスタジオ代表。2012年柔道整復師免許取得後、都内の整形外科勤務や柔道整復師養成学校での教員を経て、整骨院を開院・経営。2024年にリハフィットスタジオを開設し、現在はYouTubeなどを通じてセルフケアの普及に努める。
高橋陽平さん 柔道整復師。リハフィットスタジオ代表。2012年柔道整復師免許取得後、都内の整形外科勤務や柔道整復師養成学校での教員を経て、整骨院を開院・経営。2024年にリハフィットスタジオを開設し、現在はYouTubeなどを通じてセルフケアの普及に努める。
教えてくれたのは…高橋陽平さん 柔道整復師。リハフィットスタジオ代表。2012年柔道整復師免許取得後、都内の整形外科勤務や柔道整復師養成学校での教員を経て、整骨院を開院・経営。2024年にリハフィットスタジオを開設し、現在はYouTubeなどを通じてセルフケアの普及に努める。

YouTubeチャンネル【坐骨神経痛を自分で治す】

https://www.youtube.com/channel/UCztR723O4ymkjXEpn6oOaiQ


取材・文/熊谷あづさ イラスト/石山綾子