7月18日、俳優・三浦春馬さんが亡くなってから七回忌を迎える。
ファンと映画館が歩んだ7年間
2020年7月18日、30歳の若さで突然この世を去った三浦さん。その知らせは日本中に衝撃を与え、いまもなお、その出演作を見返し、彼を偲び続けるファンは少なくない。
茨城県土浦市にある土浦セントラルシネマズは、三浦さんとゆかりの深い映画館として知られている。三浦さんは12歳のとき、映画初出演作『森の学校』の舞台挨拶で同館を訪れたほか、館長によると幼いころから映画館に足を運ぶ姿を見守ってきたという。
館内には全国各地に加え、海外から訪れたファンが寄せたメッセージや千羽鶴、写真などが展示され、ファンの間では三浦さんを偲ぶ“聖地”のひとつとして知られるようになった。
ある芸能ジャーナリストは、こうした出来事の背景について、
「俳優ゆかりの場所は数多くありますが、一つの映画館がこれほど長くファンの交流の場となり続けている例は多くありません。作品を鑑賞するだけでなく、同じ思いを持つ人たちが自然と集まり、三浦さんへの思いを共有する場所になっていったのでしょう」
と分析する。
土浦セントラルシネマズも、コロナ禍では厳しい経営環境に直面し、2020年にはクラウドファンディングを実施。多くの支援が寄せられ、その中には映画館と三浦さんとの縁に思いを寄せる声も少なくなかった。
また、三浦さんの没後には、『森の学校』がデジタルリマスター版として公開され、同館でも上映が行われた。スクリーンで再び三浦さんの姿を見るため、全国各地からファンが足を運び、その後も『天外者』など出演作品の上映が続けられてきた。
「時間が経っても作品の魅力が色あせることはありません。上映が続くことで当時を知るファンだけでなく、新たに三浦さんの演技に触れる世代も生まれています。映画館は作品を上映する場所であると同時に、三浦さんの軌跡を未来へつないでいく役割も担っているのではないでしょうか」(同前)
と話す。
七回忌という節目を迎えた今年も、多くのファンが土浦セントラルシネマズを訪れることが予想される。三浦さんゆかりの場所として、そして作品を通してその姿に触れられる場所として、同館はこれからも多くの人の思いを受け止め続けていく。























