救命救急医のイメージをつくった江口洋介
そして165票という大量得票で、『救命病棟24時』(フジテレビ系)進藤一生役の江口洋介が1位に。ゴッドハンドの異名をとる天才外科医。
「強い信念を持って患者と向き合う姿が印象的」(青森県・64歳・男性)、「救命救急医のイメージを最初につくった人」(福岡県・64歳・男性)、「江口さんを通して救命救急医の大変さを知った」(徳島県・58歳・女性)などの声が集まった救命救急医の元祖だ。
「このドラマで“トリアージ”を知ったくらい、本当に救命ドラマの先駆け。今でも救命救急医といえば真っ先に進藤先生が浮かぶ人も多いのでは。それまで熱血あんちゃんのイメージだった江口さんですが、“クールで厳しいけれど誰も見捨てない”という新たな顔を見られたのもよかった」
そして、視聴者にも大きな影響を与えた。
「進藤先生を見て救命救急医になったという人がたくさんいるそうなんです。それだけみんなの心にリアルに迫ったんですね。『コード・ブルー』第3シーズンには、進藤先生に憧れてこの道に入った医師が登場します」
通常の医療ドラマでは患者との日常的な触れ合いも描かれるが、1分1秒を争う救命ドラマにはない。
「リアルな切迫感がほかの病院ものとは違う特色かなと。災害の多い日本だからこそ、命の大切さや現場の過酷さが真に迫ってくる。先日の熊本地震でも、本当に大変なことが伝わってきてつらかったです」
鈴木亮平は映画の公開延期を受け、人命救助や復旧、そして誰かのために頑張っているすべての方々へ向けて《チームMERから最大の敬意とエールを送りたいと思います》とXに記した。
その思いを私たちも忘れずに、被災された方々のためにできることを少しずつでも続けていきたい。
カトリーヌあやこ 漫画家&テレビウォッチャー。著書にフィギュアスケートルポ漫画『フィギュアおばかさん』(新書館)など
<取材・文/今井ひとみ>


















