「想定以上の表現者」
'25年には、連続ドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)に出演。木村文乃演じる主人公・小川愛実の婚約者であるエリート銀行員を演じた。演出を担当した西谷弘氏は、
「中島さんの演技は、ドラマの途中からやみつきになるというか、中毒性みたいなものが出せたので、うまくいったなと思いました。彼はすごくピュアな方で、表現すること、お芝居が大好きなんだなと感じました。本人も演技プランを持ち寄りこちらのオーダーにも全力で応える。現場でのコラボがいつも楽しみでした」
中島の演技力には、いい意味で“裏切られた”そう。
「ドラマの序盤では、しっかりリハーサルをやっていたんですが、私の想定以上の表現者だったので、途中からは台本に細かく書かないようにしたんです。彼は画面に出ていると、ついつい見てしまうような吸引力がある。今度は全く違う役柄でご一緒したいと思っています」(西谷氏)
柳川氏に今後の中島へ期待することを聞くと、
「魅力があるのだから、あまり気負うことなく、そのままの彼でいてほしい。役者さんは1度人気が出ると、同じような役どころが回ってきがちなんですが、そこは裏切ってほしいなと思います」
長い下積みを経て、ようやく俳優として大きな注目を集めるようになった中島。彼の俳優人生は、新たな幕を開けたばかりなのかもしれない。
やながわ・つよし ディレクター・映画監督。NHKで数々のドラマを手がけ、2026年2月に独立。代表作に『鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜』や大河ドラマ『義経』など
にしたに・ひろし 映画監督・テレビドラマ演出家。CMディレクターを経て、共同テレビ、フジテレビジョンで長編監督・脚本デビュー。代表作に『ガリレオ』シリーズや『白い巨塔』など


















