国産レモンの旬が到来! 夏のダメージをリセット

『からだにいい! 血糖値を下げる! レモン水健康法』(宝島社)
『からだにいい! 血糖値を下げる! レモン水健康法』(宝島社)
【写真】医師も実践!疲労回復や美容にも役立つレモン水の作り方

 基本の作り方は、水や50~60度の白湯200ミリリットルにレモン1/2個分の果汁をしぼるだけだが、毎日無理なく続けるコツを石原先生に教えてもらった。

「生のレモンがいちばん理想的ですが、忙しいときは市販の100%レモン果汁(大さじ1~2杯)でも十分に効果が期待できます。普段、起床後に飲んでいるお水や白湯、夜のお酒にちょい足ししたり、甘いジュースの代わりに置き換えたりすると長続きしやすいと思います」

 10月は国産レモンが本格的に出始める絶好のシーズンでもある。

「この時季に出回る国産レモンは鮮やかな緑色が特徴のグリーンレモンで、普通のイエローレモンに比べて酸味がキリッと強く爽やかな香りが特徴。国産のものは農薬不使用や防カビ剤不使用のものが多いため、安心して皮ごと使えるのがうれしいところ。

 皮ごとしぼったり、輪切りにして使えば、果皮に詰まったポリフェノールも余すことなく摂取できます。季節や産地によって食べ比べてみるのも楽しいですよ」

 さらに、レモンを刻んで酢や麹に漬け、料理にアレンジしてもおいしくヘルシーに習慣化できる(下部参照)。

 手軽で良いことずくめのレモン水だが、酸性が強いため飲み方には少し注意が必要だと石原先生はアドバイスする。

「酸が歯に長時間触れると、歯のエナメル質を傷めるおそれがあります。ダラダラと時間をかけて飲むのは避け、ストローを使って歯に直接触れないようにする工夫を。飲んだあとは口をすすいで酸を洗い流し、歯磨きは30分ほど置いてから行いましょう。

 酸で歯がやわらかくなっている状態で歯磨きをすると、歯の表面のエナメル質が削れ、知覚過敏などの原因に。30分ほどすると、唾液の力で口の中が中性に戻り、歯の表面が再び硬くなるので、そのあとに歯磨きをするのがおすすめです」

 胃が空の状態で飲むと胃痛の原因になることもあるため、胃腸が弱い方は軽く食べた後や、少量から始めてみるのがオススメだ。

「飲みすぎるとお腹が緩くなることもあるので、1日の上限は400ミリリットルまでにとどめるのが安心。皮には紫外線でシミができやすくなる光毒性成分のソラレンが含まれるため、朝は果汁のみにし、皮ごと使う場合は夜飲むようにするといいですよ」

 夏の疲れを引きずりがちな10月こそ、身体をリセットする絶好のタイミング。まずは明日の朝、1杯のレモン水から始めて、1か月後の身体と肌のうれしい変化を実感してみよう。