目次
Page 1
ー CMは新しい世界に踏み出すワクワク感を表現
Page 2
ー アメリカでたった一人、殺陣師としての道を切り開く
Page 3
ー ニューヨークに道場を開設するも苦労の連続だった
Page 4
ー 自分を信じられる軸を持つことが、心の豊かさにつながる

 10月からスタートしたJTの企業CMが話題だ。俳優の柳楽優弥演じる探検家が航海でたどり着いた小さな島で、鋭いまなざしで迷いなく刀を振るう女性に出会う──。「この女性は誰!?」 という声が相次いでいる。

 このCMは、『キャプテン・モットの冒険』というシリーズで、探検家がまだ見ぬ誰かの「心の豊かさ」を探しに行くというストーリーだが、今回で第3弾になるという。

 今回話題になった女性は、殺陣師の香純恭(かすみ・きょう)さん。アメリカを拠点に日本の殺陣を世界に広めるパイオニアだ。

 普段、時代劇の斬り合いのシーンでよく目にする殺陣。これをアメリカで普及させるという、ものすごいことに取り組む女性なのだ。このCMに一体どんな思いが込められているのか、そして香純恭さんとはどんな人物なのか、本人取材で迫った──。

CMは新しい世界に踏み出すワクワク感を表現

「このシリーズはJTグループのパーパスである『心の豊かさを、もっと。』を表現しています」と話すのは、CMを手がけた日本たばこ産業株式会社 パブリックリレーション部 戦略担当課長の香坂祐治さん。

「心の豊かさ」というキーワード自体は、JTの前身である日本専売公社時代には存在し、受け継がれてきた言葉だ。

「『心の豊かさ』とは物質的な満足感だけではなくて、一人ひとりが大切にしている価値観や生き方が尊重されて、ありのままの自分を認めながら、自分らしく生きられる『とき』や『状態』のこと。心の豊かさは人それぞれあって、決して正解はないと思っています。『心の豊かさを、もっと。』という言葉にはお客様一人ひとりの心の豊かさに寄り添い、その実現をしっかり応援していきたいというJTグループの思いが込められています」(香坂さん)