第2シーズンに入ってからは誰が敵で誰が味方なのか、視聴者は主人公・乃木憂助(堺雅人)の行動を追いながら登場人物たちを見つめ、物語の主要人物たちでさえ完全には信頼しきれずにいた。
「考察が過熱すると、何気ない仕草や背景の映り込みまで伏線として深読みされがちですが、制作側は視聴者が考えるほど意図していない可能性もあります。7月期に放送された『Tシャツが乾くまで』も、ネット上では登場人物が失踪した理由をめぐってさまざまな推測が飛び交っていましたが、蓋を開けてみればサスペンスではなくヒューマンドラマで、考察勢は肩透かしを食らっていました。
伏線は料理に深みを与えるスパイスのような存在です。何でもかんでも意味を探して血眼になるのは、胡椒をメインディッシュにするようなもの。翌日からまた仕事や学校が始まる日曜の夜だからこそ、難しく考えずに頭を空っぽにして楽しむのが一番なのでは」(スポーツ紙記者)
最終回で続編や映画版への“伏線”
23話の放送後には、予告映像の代わりに堺が登場し、最終回を告知する演出もあった。
「堺は『第2シーズン“は”最終回を迎えます』と語っており、もし続編や劇場版が控えているなら、最終話では次作への布石となるような結末も考えられます。予想されるのは、東条か太田のいずれかの裏切り、エルサレムの男が所属する組織の介入といったところでしょうか。シンシー幹部の劉(堺の2役)が実は味方だという展開は多くの視聴者が想定しているところで、そのまま敵でいたほうが逆サプライズになりそう。薫については、シーズン1から経歴の怪しさが指摘されてきましたが、尺を考えれば次への持ち越しか、そもそも裏の顔などないのかも」(エンタメ誌編集者)
数々の謎を残したまま迎える最終回。どんな結末が待っているのか、11月8日の放送を見届けたい。


















