立浪親方が言及していた豊昇龍の進退

 9月秋場所の休場が決まった際、師匠の立浪親方は「力を出せる状態に持っていけなかった(中略)次に出る時にはもう優勝する状態で出したい」と厳しい見通しに言及していた。そして進退についても「次ダメならそういう話も出てしまう。(豊昇龍に)名古屋の時から話している」とコメントしていることから、九州場所の豊昇龍はまさに進退をかけた場所になるだろう。

「10月、豊昇龍は長野県松本市で行われた秋巡業に合流し調整を行っています。ぶつかり稽古では横綱・大の里に胸を出し、怪我の様子も良くなっているようでした。

 その横綱・大の里は9月の秋場所で1年ぶりの復活優勝を果たし、2場所連続優勝を目指し初日に難敵の小結・義ノ富士を迎えます。さらに秋場所で優勝を争った大関・安青錦の勢いも注目され、九州場所は見どころ満載ですね」(前出・相撲ライター)

 復帰の豊昇龍は初日に沖縄出身初の新小結・美ノ海(木瀬部屋)、2日目は東前頭筆頭・朝乃山(高砂部屋)との取り組みが決定している。進退がささやかれるほどの正念場であることは間違いないが、土俵に戻ってくる横綱の姿を多くのファンが楽しみに待っている─。