崎山つばさ 撮影/森田晃博

――いきなり「服買いに行きましょう!」みたいな?

崎山 そう。ヒロくんが着てる服が、結構(自分に)ヒットしてて。古着って聞いて、「僕も古着好きなんで、今度買い物連れてってください」って言ったら、「いいよ。いつ?」「この日どうですか?」って。そんな感じで下北沢の古着屋めぐりに付き合ってもらいました。

荒木 僕は、いつもは平均7~8時間は回るんですけど。でもその日はつばさが歩ける範囲で回ることにして。

崎山 そんなに長時間回れないだろうと思ってましたけど、全然、回れました7~8時間(笑)。ヒロくんの店の回り方がウマいんですよね~。

荒木 一人で買い物するときは、オープン前から店をマーキングするんですよ。朝9時半くらいから辺りを全部回って、ウインドーショッピングを先にすませておくんです。で、動くルートを考える。

崎山 何がすごいって、ヒロくんがお店で見てて、“コレいい”って思ったものがあったとしても、それを「いいですね」って僕が言ったら譲ってくれるんですよ!

荒木 アハハハ! その日はつばさの買い物のために行ったんで。

崎山 今日着てるシャツはヒロくんに選んでもらったやつです。

――一緒にいて意外だなと思うところはあります?

崎山 買い物してて思ったのは、ヒロくんがカバンを探してて、結構ヒットしたものがあったのに、そこでは買わずに、他もネットで検索してて。パッと買わなかったので、そこはちょっと意外でした。

荒木 つばさの意外なところは、朝から濃いものを食べる。あったかいお茶ですませそうなイメージなのに、意外じゃない?(笑)

崎山 俺、何食べてました?

荒木 稽古場で見てたら、コンビニのパスタとか。それもミートソースとかカルボナーラとかのガッツリ系。

崎山 ハハハ。しょうが焼き弁当とかも食べてますね(笑)。

――改めて、俳優としてお互いリスペクトしているところは?

荒木宏文 撮影/森田晃博

崎山 ヒロくんは人柄もそうですけど、お芝居もクッションなんですよ。常に何がきてもいいよっていう姿勢で。何も決めずに僕から芝居を変えていっても、きちんと成立させてくれる人なんで、それはすごくリスペクトしてますね。

荒木 いや、うれしいですね。舞台は生ものなので、何が起きてもいい状態を作っておくのが僕の中ではモットーでもあるから、そういうふうに共演してるキャストが安心して演じてくれてることは、心からありがたいなと思う。

崎山 こちらこそ感謝してます。

荒木 つばさは今、恵まれた環境で流れの激しいところにいて、そのスピードの中で自分が何をするべきかを常に考えて、結果を出し続けてる。それは、本当につばさの努力と才能だと思いますね。すごい役者だと思う。

崎山 いや~うれしい! 今、めちゃくちゃ心の中はテンション上がってます(笑)。

――ミュージカル『刀剣乱舞』が終わったばかりですが、次はどんな作品で会いたいですか?

崎山 ストレート(*)で兄弟役とかやってみたい。逆でもいいですね、僕がお兄ちゃんでヒロくんが弟役っていうのも面白いかなって思う。

荒木 つばさが言うと、それ実現しそうで怖い(笑)。

(*編集部注:ストレートプレー。歌唱を含まない演劇のこと)