沢田研二

「ザ・タイガース」のボーカルとして、'67年にシングル「僕のマリー」でデビュー。「モナリザの微笑」「君だけに愛を」などで、グループ・サウンズの頂点に君臨した。'71年、日本武道館で行われたコンサートで「ザ・タイガース」は解散。同年、シングル「君をのせて」でソロデビューを果たし、「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」など、ソロとしても次々とヒット曲を生み出していく。「ザ・タイガース」の復活や事務所の独立なども経て、現在も精力的にアルバム制作やコンサート活動などを行っている。俳優としては、'79年に映画『太陽を盗んだ男』で主演し、第4回報知映画賞の作品賞と主演男優賞を受賞。'20年、映画『キネマの神様』で、急逝した志村けんの代役を引き受け話題となる。'22年、映画『土を喰らう十二ヵ月』では、第77回毎日映画コンクールで男優主演賞を受賞した。私生活では、'75年、ザ・ピーナッツの伊藤エミと結婚し長男をもうけるが、'87年に離婚。その後、かねてから不倫関係にあった女優の田中裕子と'89年に再婚している。