尾畠さんの1日に密着!

 年金は手取りで月5万5000円。テレビはほとんど見ず、冷暖房も使わない。入浴は露天風呂ですませ、切り詰めて月約3万5000円をボランティア活動費などにあてる。ライフスタイルは早寝早起きだ。

まず、朝は3~5時に起きる。3時に起きるときっちゅーのは、NHKラジオ『ラジオ深夜便』の『にっぽんの歌 こころの歌』コーナーで、三波春夫さんとか、二葉百合子さんとか、好きな歌手が出るときに起きて聴いとるわけです。いわゆる昭和歌謡が好きなんですよ。

 それで5時になると、顔も洗わんで、8000メートル走りに行くとです。だいたい65分から70分かかっとですよ。

 それが終わると、車かバイクで30分ぐらいのところにある秘湯に行く。もちろん、無料です。行って、帰ってくるまで2~3時間ぐらいですね」

温泉につかっている尾畠さんは夢見気分の表情(※画像は一部加工、本人の許可を得て撮影しています)
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 秘湯に同行させてもらうと、温泉に浸かっているときの表情は実に気持ちよさそう。すっかり有名人になったが、手ぬぐいで股間を隠すこともなく、九州男児らしい堂々とした入浴だった。

 午前9~10時にいったん帰宅し、オリジナリティーあふれる朝食をとる。

パックご飯のストックがたくさん。被災地支援のときスピーディ―に駆けつけられる。とんこつラーメンのカップ麺も

パックご飯と魚の缶詰が基本。それにカップラーメンも。まあ、非常食ですね。これらは被災地に行くときも持って行っちょる。みそ汁はあんまり飲まんですね。野草を食べるときもあります。特に野生の桑は、3、4種類あって、蚕さんが食うとるように、身体によさそうだから、塩で湯がいて焼き肉のたれをつけて食べます。

 焼き肉のたれは、娘が“万能だから”と教えてくれたとです。私はうまいもんは食わん主義ちゅうか、しゃれたカタカナのもんは食べんとですよ。ハンバーグとか、ソーセージとか、ハムとかですね