美肌菌活を始めて冬の乾燥肌とオサラバ!

 ここからは、若見えを促すためにおすすめしたい4つの“美菌活”をご紹介します。

1. 洗顔料は1日1回にする

「洗顔料の主成分は界面活性剤で、洗顔料を使うと美菌の量は半分以下になり、元に戻るには約10時間かかります。洗顔のたびに洗顔料を使うと、増えてきた美菌がまた洗い流されてしまうので、洗顔料を使うのは1日1回にし、美菌が復活する時間をあげましょう」

 表皮は数十日で生まれ変わるため、多少の皮脂や汚れが残っていても大丈夫。キュッとした洗い上がりは不自然と心得て。

【朝】……洗顔料なし +“ぬるま湯”洗顔

「34~35度くらいのぬるめのお湯を使えば、夜に使ったスキンケアの余分な油分などは落とせます。ゴシゴシこするのは厳禁。やさしく洗いましょう」

 皮脂が過剰な部分や、毛穴の詰まりがひどい部分だけは、洗顔料を使ってもOK。

【夜】……泡で押す +“ひたひた”洗顔

「洗顔料は、なるべく表示成分の少ないシンプルな固形石けんがベターです」

 ネットなどを使ってしっかり泡立て、キメ細かな泡で顔を押し洗い。すすぎは、両手でぬるま湯をすくい、その中に顔を浸すようにして泡を落として。

2. お風呂はぬるめのお湯で短時間にする

 寒いからとじっくり入浴するのは、にとってNGだった!

「40度以上のお湯は、皮膚常在菌にとって高温すぎますし、長時間の入浴は、角質層がふやけての奥にある保湿成分や水分が出てしまうなど、いいことがありません」

 美には、湯温38度前後、15分程度が目安。