【Q&A サロンでの白髪染め】

Q1)どんな種類がありますか?

「サロンで行う白髪染めは、主にアルカリカラー、酸性カラー(ヘアマニキュア)、ヘナの3種類。髪の状態や白髪の量に合わせて相談しましょう」

〈アルカリカラー〉
○:色数が豊富で色持ちがよい
△:髪、頭皮へのダメージがある
色の自由度が高いので、絶妙なトーンの色もOK。髪や頭皮のダメージケアが必要。

〈酸性カラー(ヘアマニキュア)〉
○:髪にハリ・コシ・ツヤが出る
△:根元まで完全に染められない
髪へのダメージがない。地肌につくと落ちないので、根元1ミリを残して染める。

〈ヘナ〉
○:植物性の染料でダメージが少ない
△:色が限定される。時間がかかる
ヘナ100%と人工の染料を加えたものがある。染め続けるとカラーチェンジが難しい。

Q2)敏感肌でしみるのが心配です

「ほとんどのサロンには、カラー剤から頭皮を保護する油分スプレーやクリームの用意がある。あらかじめしみやすいことを伝えましょう」

Q3)染める前に気をつけることは?

「生理前に肌が敏感になる人は、その時期の白髪染めは控えたほうが安心。アレルギーの原因にもなりかねないので、無理はしないで」

Q4)自宅でも白髪染めしていますが伝えるべき?

「自宅でどんな白髪染めを使っているかによって、サロンでのカラーの出方が大きく変わる。商品名や色番をメモしておくと伝えやすい」

Q5)白髪染めの適正な頻度は?

「頭皮環境のためには、最低1か月間は期間をあけて染めるのが正解。根元や顔まわりだけ染めるなど、負担のないサイクルを見つけて」

【カラーをキープする3ルール】

1)カラーした日は髪を洗わない
白髪染めのカラー剤が髪に定着するには、少なくとも24時間が必要。カラーした日にシャンプーすると、せっかくの色が抜ける原因に。どうしても気になるときは湯洗いを。

2)紫外線から髪を守る
髪が紫外線を浴びるとキューティクルがダメージを受け、色素の流出につながります。スプレータイプの日焼け止めでカバーすれば、頭皮の光老化予防にもなります。

3)カラーヘア専用アイテムを使う
カラーリングでダメージを受けた髪や頭皮にとって、普段のシャンプーは洗浄力が強すぎることも。専用商品なら、ダメージケアしながら、色落ちも防ぐので一石二鳥です。

〈SALON DATA〉
Michio Nozawa & awa hair
東京都中央区銀座1-6-8 DEAR GINZA 2F/3F/9F
https://www.mnhs-ginza.com/
月水木11時〜20時、金〜21時、土日祝10時〜18時30分、火曜定休
※コロナ感染拡大防止のため、営業時間短縮中。