「新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の新規感染者数はまだまだ予断を許しません。今後も、入院できずに自宅療養をせざるをえない状況は続くでしょう」

 そう話すのは、感染免疫学の専門家で白鴎大学教授の岡田晴恵さん。

新規感染者はおのずと自宅療養に

「新型コロナ患者は入院が長引く傾向にあり、病床使用率が依然高い状態が続いています。ベッドが空かなければ、次の人は入院できない。新規感染者はおのずと自宅療養になってしまうんです」(岡田教授、以下同)

白鴎大学教授・岡田晴恵さん

 現在、優先的に入院できるのは65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人だ。

「高熱があっても血中酸素濃度が96%を下回らなければ“軽症”に分類されます。そのため熱が38度、39度と出て、咳や倦怠感があっても入院できるとは限りません」

 多くの人が高熱でつらくても入院できず、自宅待機を強いられているという。身体を動かすこともままならない。感染を広げないために、買い物も行けない。そんな状況になってから準備をしようと思っても間に合わない。生き延びるためには、元気なうちに備えておくことがカギとなる。

 そこで、前出の岡田教授に自宅療養のための心がけについて聞いた。

「まず、自宅で療養するための食品や日用品などを買い置きしておきましょう」

 次ページのチェックリストを参考に準備漏れがないように気をつけよう。