“梨園のミニマリスト”

 たしかに、松竹に渡している土地を売却すれば、損失を埋めることができる。

海老蔵さんの生家は土地面積にして約150坪。現在の地価で計算すると約8億円の価値があります。そこから税金でいろいろ引かれても、返済には十分なんじゃないでしょうか」(不動産関係者)

 先々代からある生家を取り戻すために苦労してきたはずなのに、一転して売却に同意した海老蔵。その背景には経済的な理由だけでなく“子どもファースト”を貫くという気持ちがあったようだ。

彼が現在住んでいる都内のマンションは、亡くなった妻の麻央さんの治療による通院の利便性やバリアフリーなどを考えて選ばれました。今の彼にとって住まいに求めるものは格式ではなく“家族の住みやすさ”なんです。何より子どもたちには自分と同じように借金を残したくないという思いもあったでしょう。だから実家の売却を決めたんだと思います。断捨離もためらわない“梨園のミニマリスト”ですね」(石川氏)

 そんな彼にもどうしても捨てられないものがある。取り壊された生家の近くに建てた敷地50坪の洋邸だ。

麻央さんと結婚した際に建てた家です。海老蔵さんにとって大事な思い出が詰まっていますからね。現在は空き家になっていますが、名義は海老蔵さんのまま

 4月に一部週刊誌で売却されたと報じられましたが、本人が即座に否定。ブログでも《麻央との家売ってないよ、、そして売る予定もないよ、、》と怒りをにじませていました」(前出・スポーツ紙記者)

 この家は今後、“第二の家”として再活用されるようだ。

「“海老蔵邸”は大きなお風呂やサウナがついていたりと豪勢ですが、今後は歌舞伎の稽古場に使えないかとリフォームする計画もあるようです」(前出・梨園関係者)

 過去に縛られない生き方は、令和の歌舞伎界に新風を吹き込むはず!