宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんも、結婚前に眞子さまが行われる儀式を次のように予想する。

「眞子内親王殿下が結婚によって皇室を離れる3日ほど前に、宮中三殿に拝礼する『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』と、両陛下に感謝の言葉を伝える『朝見の儀』の2つの儀式が行われることになると思います。この2つの儀式は結婚に伴うものではなく、皇籍離脱に伴うものです。

 小室さんがNY州を生活拠点にし、しばらく帰国しないということは、本人がいないと成り立たない『納采の儀』や、小室家の使者が宮邸を訪れて結婚式の日取りを伝える『告期の儀』などは行われないということでしょう

NYで小室さんと「共働き生活」へ

 水面下で決定しているこのシナリオは、皇室の方々も承知の事柄であるはずだ。

'18年11月、お誕生日会見で秋篠宮さまは「現状では納采の儀は行えない」との意思を表明された
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【写真】アメリカ留学時代の小室圭さんと金髪美女

「『納采の儀』など、小室家が関係する儀式を行わないことが水面下ですでに決定しているなら、それは秋篠宮殿下が判断されたことでしょうが、天皇・皇后両陛下、上皇・上皇后両陛下、宮内庁も当然、了承ずみでしょう。殿下は過去の記者会見で“多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ納采の儀を行えない”とおっしゃっていますが、そのお考えは変わらないということなんでしょう」(山下さん)

 これが、日本中を騒がせた結婚問題が決着するまでの全容のようだ。しかし、結婚はあくまでスタートライン。佳代さんや國光さんを伴うNYでの生活は、そう甘くない。

「アメリカの中でも特に物価の高いNYで“3世帯”で暮らすのであれば、平均よりも高収入が見込める弁護士といっても、新人の小室さんの収入だけでは厳しいでしょう。

 佳代さんが現地ですぐに就職できるとは思えませんし、結局は眞子さま頼みになると思います。眞子さまは大学時代に美術・文化財研究を専攻し、学芸員の資格を取得されている。卒業後は英国の『レスター大学大学院』で博物館学を学ばれ、現在は都心のミュージアムにお勤めです。

 ご自身の学業や仕事の経験を生かし、NYの博物館に就職されると思います。NYで生き抜くため、小室さんとの“共働き”で家庭を支えていかれるお気持ちなのかもしれません」(秋篠宮家関係者)

 国民はこの結末を心から祝福できるのだろうか─。