『OZENファイザー』『OZENモデルナ』『OZEN非接種』それぞれのユーザーデータ
【写真】“ワクチン・マッチング”を利用する男女の割合と、各種サービスの紹介

 サービススタートからまだ数日ではあるが、現在のカップリング数は。

ファイザーで4組、モデルナで2組、非接種で5組となっております」(取材日である10月14日現在。以降サービスの数字はすべて取材時点)

データに見られた“ワクチン格差”

 現時点で集まったユーザーを、『ファイザー』『モデルナ』『非接種』でそれぞれ比較すると、様々な数字が浮かび上がってきたという。

「3つのサービスの合計で、現在ユーザー数は男性が201人、女性が157人の計358人です。ファイザー・モデルナ・非接種でユーザーを比較すると、年齢などさまざまな部分で差異出ています。非接種のユーザーは現在合計93名で、女性の平均年齢が38歳。非接種の女性ユーザーの大卒率は24%。ファイザー・モデルナと比較して低くなっております。

 モデルナは合計137名。女性は47名で平均年齢は27歳と非接種と比較して若くなっています。そのうち女性の大卒率は84%と出ています。職域接種の人も多く、おそらく大手企業の人が多い。

 また、東京・神奈川・千葉・埼玉・京都・大阪・兵庫を“都心”と定義して、都心とそれ以外で比較しました。モデルナ・ファイザーのいずれかのワクチンを接種した女性ユーザーはどちらも90%ほどが都心在住、一方非接種のユーザーの都心在住者は37%に留まっています。結果的にワクチン格差のようなものが浮き彫りになっており、興味深いなと思っております」

 3つのワクチン関連のマッチングサービス。料金は共通して男性が月額6000円で、週に1名恋人が紹介されるシステム。女性は無料となっている。今後の展開はどのように考えているのか。

「今回のワクチンに特化したサービスだけに限りませんが、アプリなども含めて現在のマッチングサービスは、モテる人の総取りになっています。この状態ですとリアルの世界と変わらず、モテる人がよりモテるだけ。自分のミッションは“少子化を解決したい”と考えています。

 今のマッチングアプリは、容姿や条件など表面的な要素で決まってしまっています。ワクチンのものも含め、『OZEN』の場合は、まず付き合ってもらって、中身を知ってもらうことで、少し条件の悪かった人などこれまでなかなかマッチングできなかった人も、中身を見てもらうことで、全員が恋愛できる世界を作りたいと考えております」

 リアルな出会い、お見合い、マッチングアプリ……出会い方はそれぞれながら、人々は容姿・収入・結婚観・家柄・親との同居など、さまざまな要素で恋愛相手、結婚相手を選んできた。今後はここに“ワクチン接種の有無”も、入ってくるのかもしれない。