CMが地域おこしにも!

 CMで印象深いのは、北海道比布町で撮影されたシリーズだろう。駅や神社などさまざまな場所が登場し、同町は一躍脚光を浴びた。

「あるラジオ番組でリスナーが“北海道に比布町がある、そこでロケをしてほしい”と投稿したことがきっかけでした。それを社員が聞いていて“面白い”と採用、撮影に至ったようです」

北海道比布町にある宗谷本線比布駅。CM放送当時1か月で1万人以上が訪れたことも
【写真】実在する比布駅。CM放送当時1か月で1万人以上が訪れたことも

歩く広告塔横矢会長の人柄

ひと言で言い表せば、動く広告塔。その自覚と責任を常に持っており、“外に優しく、内に厳しく”を徹底された方でした

 自社製品には絶対の自信を持ち、ピップエレキバンを常にポケットに入れて電車の中でも乗客に配って歩いたというエピソードは有名な話だ。

 さらにその温和な人柄でも多くの人々に愛された。

 '86年1月、横矢氏はオーストラリアで新作のCMを撮影していた。だが、同年に死去、そのとき撮られた3本のCMは放送されることはなく、幻となったという。

商品は進化し続ける

時代とともにコリの理由も多様化。今は仕事でも日常生活でもPCやスマホなど画面を見ている時間が増えました。そのため、眼精疲労や姿勢からくる肩コリに悩む人も多いんです

 座っている体勢が長くなったことから腰や背中のコリに悩む人も増えているという。

 そこで、現代人のニーズに合わせた商品開発も盛んに行われている。

足裏に着けるバンドタイプ、ブラジャーの紐に挟むインナークリップといったアイテムも誕生しています

新商品の足裏バンド。現代人のニーズに合わせて考案された(管理医療機器認証番号:231AGBZX00003000)

 磁石を絆創膏で貼るものがベーシックなタイプ。だが、最近では肌に負担がかかることを懸念する人やコスパを考え、繰り返し使いたい、という要望も増えており、違う形状のアイテムが誕生している。

「これまでは中高年が使用しているイメージを持っている人が多かったかもしれませんが、今は20代、30代からも注目されています」