私生活よりも仕事の現場で実感したこと

 大樹は新たな場所での出会いがターニングポイントになっていく。

「僕自身は小さいころから芸能活動をしていて同じ年の人に比べて出会いは多いのかなと思います。その都度、現場で出会った俳優さん、スタッフさんからいろんな刺激をいただきました。そのなかで高校3年間の英国留学はいちばん大きかったです。小中学校での出会いも大きかったですが、そこにプラスして高校のときは国が違う出会いがあった。初めての寮生活、部活動に本腰を入れられたのも高校時代が初めてでした。大きな出会いが同時に何個も来たのが留学中の3年間でした」

 昨年20歳になった。

中身があまりにも変わらなくて大人にならなきゃいけないと少し焦っています。20年、大人を見て育ってきたにもかかわらず大人って何?がずっと続いている。何をもって大人っていうんだろうとすごく思う。大人って何?を探す人生にしようかなと思います(笑)。

 成人したことは私生活より仕事の現場で感じることのほうが多いです。これまでの僕は子どもだったのに大人としての立ち位置やカメラの前でノンアルコールビールを飲むときがくるとは思いませんでした。それだけ月日がたったことは感慨深いです」

 成長とともに恋愛観も気になるところ。

「女性に惹かれるポイントは笑顔です。そんなに笑う?と思うほど人目を気にせず、漫画みたいに顔や耳を真っ赤にしている感情豊かな女性は素敵だと思います」

 恋の出会いにも期待。