case3. Around60の懸賞マニア

“わらしべ懸賞”で当選の連鎖を引き寄せ!いちごうなぎさん(59歳)

見つけた懸賞は運命と思って片っ端から応募。「家じゅうの家電が懸賞で当てた戦利品です」
見つけた懸賞は運命と思って片っ端から応募。「家じゅうの家電が懸賞で当てた戦利品です」
【写真】主婦3人で総額4200万円超え! 懸賞で当たった豪華商品たち

 来年の3月で60歳を迎えるいちごうなぎさんの、これまでの当選回数は4651回。ディズニーランドは10回以上、ダイヤの指輪や金のブレスレットなどの貴金属も当てた経験がある。いちごうなぎさんにとって、懸賞は“宝探し”だ。

「スーパーや雑誌、テレビCMやラジオなど、いたるところに懸賞のチャンスはあります。当選賞品が届くのももちろんうれしいですが、見つける過程もワクワクするんです」

 さらに当選したものをシェアする楽しみもある。

「りんご1ケースとか、多く当てたときはご近所さんにおすそ分け。ランドセルを当てて甥にプレゼントしたこともあります。身近な人の喜んだ顔を見られるのも懸賞をやっていて良かったことのひとつです」

 趣味の寺社巡りが当選を引き寄せたと実感したことも。長野の善光寺に参拝したとき、その道中に電話でエントリーした懸賞から、その日に当選連絡が。

「5000円の商品券をゲットしました!」

 当たった金券では、別の懸賞を実施している商品を買って、また応募する。

「当選を連鎖させる“わらしべ懸賞”を目指しています。ムダがないし、縁起がいいのでまた当たる気がするんです」