【3】酸素のとり込みすぎを改善! 息止めウォーキング

「これがやせ呼吸の一番のミソ」と奥仲先生が話すのが、息止めウォーキング。鼻から息を吸ったら呼吸をストップ。少し苦しいと感じたら息を吐くことを歩きながら行う。

「浅く速い口呼吸をしている人は、先に述べたように体内で酸素をうまく活用できません。そのため、ちょっと動いただけでハアハア息が切れたり、すぐ疲れたりするのです。そこで息を止めて、血中の二酸化炭素を増やすことが息止めウォーキングの狙い。二酸化炭素と酸素のバランスが整えば、全身の細胞に酸素が行き渡るようになり、内臓の働きがよくなるので代謝もアップ。やせやすくなるだけでなく、疲れにくくなれます」

 息を止めるのが肝心なので、もちろん座って行ってもOK。ただ歩きながら行うことで『10歩だけ』『トイレに行くまで』など息を止めるタイミングをつかみやすくなり、生活の中に取り入れやすくなる。

「最初は10歩でも息が苦しいと感じるかもしれません。その場合は5歩程度から始めるといいでしょう。始めた当初はきつくても身体が酸素の少ない状態に慣れると、徐々に息を止められる時間が長くなっていきます。少ない酸素で身体を動かせる効率の良い呼吸が身につきます」

1.肩の力を抜いてリラックスして立ち、スッと鼻から息を吸う

1.肩の力を抜いてリラックスして立ち、スッと鼻から息を吸う 撮影/岩谷優一(vale.)
1.肩の力を抜いてリラックスして立ち、スッと鼻から息を吸う 撮影/岩谷優一(vale.)
【写真】呼吸器外科医が教える「呼吸するだけダイエット」のやり方

2.鼻をつまんで息を止める(慣れたら鼻をつままなくてもOK)

2.鼻をつまんで息を止める(慣れたら鼻をつままなくてもOK) 撮影/岩谷優一(vale.)
2.鼻をつまんで息を止める(慣れたら鼻をつままなくてもOK) 撮影/岩谷優一(vale.)

3.2の状態で息を止めたまま、5~10歩歩く(途中でつらくなったら手を外す)

3.2の状態で息を止めたまま、5~10歩歩く(途中でつらくなったら手を外す) 撮影/岩谷優一(vale.)
3.2の状態で息を止めたまま、5~10歩歩く(途中でつらくなったら手を外す) 撮影/岩谷優一(vale.)

4.手を外して5~6秒かけて鼻から息を吐く。その後、1分鼻呼吸を続ける

4.手を外して5~6秒かけて鼻から息を吐く。その後、1分鼻呼吸を続ける 撮影/岩谷優一(vale.)
4.手を外して5~6秒かけて鼻から息を吐く。その後、1分鼻呼吸を続ける 撮影/岩谷優一(vale.)
「お腹からへこむ!すごい「やせ呼吸」』(講談社)著者=奥仲哲弥 ※記事の中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします
お腹からへこむ!すごい「やせ呼吸」(講談社)
奥仲哲弥先生●呼吸器外科医。医学博士。山王病院呼吸器センター長。『サンデージャポン』(TBS系)など多数のメディアに出演。専門的な知識をわかりやすく解説してくれると評判。『100歳でも息切れなし!長生き呼吸』(あさ出版)など著書多数。
奥仲哲弥先生●呼吸器外科医。医学博士。山王病院呼吸器センター長。『サンデージャポン』(TBS系)など多数のメディアに出演。専門的な知識をわかりやすく解説してくれると評判。『100歳でも息切れなし!長生き呼吸』(あさ出版)など著書多数。
教えてくれたのは……奥仲哲弥先生●呼吸器外科医。医学博士。山王病院呼吸器センター長。『サンデージャポン』(TBS系)など多数のメディアに出演。専門的な知識をわかりやすく解説してくれると評判。100歳でも息切れなし!長生き呼吸(あさ出版)など著書多数。

取材・文/中西美紀