《内側からの対策》腸内環境を整える食品をとる

 むくみ腸の炎症状態を抑える働きをするのが、善玉菌(ビフィズス菌)が作り出す「短鎖脂肪酸」の一種である、酢酸。その善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を多く含んだ食品を食べるのが重要。

 1日あたり2g~10gのオリゴ糖を摂取することが推奨されている。特にバナナには10gもオリゴ糖が含まれているのでおすすめ。また、ビフィズス菌入りのヨーグルトも◎。

小林弘幸先生

順天堂大学医学部教授。腸、自律神経のスペシャリストとして活躍し、日本初の便秘外来を開設。『はじめる習慣』(日経ビジネス人文庫)など著書多数。YouTubeチャンネル「ドクター小林の健康塾」で健康情報を発信している。