塩を減らしても、おいしさはあきらめなくて大丈夫。野菜の甘みや香りを上手に使えば、薄味でも満足できるスープが完成!洋風からアジアンまで、身体にやさしい減塩レシピを栄養士が教えます。
減塩でも満足できるおいしいスープを
塩分を控えたいと思っても、スープは汁ごと飲む分、どうしても塩分が高くなりがち。高血圧を気にしている人の中には「飲み干さない」「避けている」という人も少なくありません。
栄養士資格を持つ料理家、本田よう一さんのスープは、そんな悩みに応える実用的なレシピ。野菜の滋味深さや肉やきのこなどの具材のうまみを引き出し、満足感のある味に仕上げています。
「酢や油、バター、スパイスなどで酸味やコク、風味をアップしています。そうすれば塩味に頼らなくても味の骨格がはっきりし、物足りなさをカバーできるんです」
厚生労働省の基準では、1日の食塩摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満、高血圧予防には6.0g未満が目標。
「今回、すべて塩分1g以下を実現したので、毎日の食卓に安心して並べられます。調味料も少なめ、身体に負担が少ない。気に入ったレシピをぜひお試しください」
風味のある具材を選ぶ
「ごぼうやにんじんなどの根菜類、そして玉ねぎや長ねぎなどのねぎ類は、じっくり煮ることで独特の香りやうまみがとけ出し、減塩でも満足感のある味わいに仕上がります。ただし、長時間煮る場合は、水の蒸発に注意しましょう。
煮る時間は具材の大きさによって異なりますが目安は10分前後。このときはだしではなく水を足すのが基本。市販のだしには塩分が含まれるものもあるため気をつけましょう」
薬味やスパイスで香りづけ
「香りを上手に取り入れることで、汁物の味わいに奥行きが出ます。しょうが、にんにく、三つ葉、青じそなどのフレッシュな香味野菜は爽やかな香りがあり、少量でも味に変化をつけられるのが魅力です。
新鮮な香味野菜をそろえるのが難しい場合は、七味とうがらし、カレー粉、山椒などのパウダースパイスを活用すると、手軽に風味をプラスできます。さらに、オリーブ油、バター、ごま油、ラー油など、料理に合わせて油を加えれば、こくとうまみがアップ!」
※電子レンジ=600W






















