きんの流“ムダ”締め節約術
食費1. 食材とレシピを定番化する
卵、豆腐、納豆、もやし、キャベツ、玉ねぎなどのMY定番食材を決め、味つけや調理法を変えて変化をつける。冷凍野菜などを常備し、すぐ自炊できる工夫も実践。時にはフランスの高級冷凍食品「ピカール」でおうちレストラン気分を味わうことも。
食費2. 外出時は家にあるもので300円弁当を作る
食費の予算は週4千円なので外食は難しい。レンチンレシピや前日の夕食の残りを利用して予算300円以内のお弁当を作ってお昼ごはんに。予算3千円のプチ旅行をする際も、「カフェでお茶をしたいからお昼はお弁当にしよう」と300円弁当を持参する。
光熱費:こまめな見直しで最近は30Aを20Aに
電気代高騰への対策として30Aの契約を20Aに。電気もガスも価格比較サイト「エネチェンジ」で探した、料金が安い会社と契約。固定費である光熱費はこまめに契約を見直すのが節約のコツ。身体に負担をかけないようエアコンは適度に活用。
美容日用品費:株は日常使いできる優待がある会社を選ぶ
自分が使っている商品やサービスでよいと思った企業の株を購入し、化粧品や食品、日用品などを株主優待でまかなっている。昨年は優待品とプチプラの化粧品を併用したところ、化粧品代が年5千円以内に抑えられたそう。
被服費:大量の服を処分し35着に。服を購入することもなくなった
介護福祉士の職場に必要なのは動きやすい服。着ない服をどんどん手放し、オールシーズンの服がほぼ1つのクローゼットの中に。色みを抑えた定番服が中心で、数を減らした分、ストールやアクセサリーでアレンジを楽しんでいる。
教えてくれたのはきんのさん
1969年生まれ。49歳のとき、80代の母の介護をきっかけに都内に購入したマンションから築50年超えの団地に引っ越し早めの老い支度を始める。ブログ「団地日記」
<取材・文/熊谷あづさ>