『KEY TO LIT』の活動は

 物語は、いつまでも争いをやめない地球を存続させるべきか否かを判断するため、宇宙人が調査にやってくることから始まる。60年前の作品を今、舞台化することの意義については、

「この作品が、現代のことのように思えてしまうからじゃないでしょうか」

 と、話す。

「『W3』のような“争いは良くない”と伝える作品は昔からあったのに、今でも世界のどこかで争いは続いている。その事実が、すごく大きいことだと感じています。まだ世界から争いはなくなっていないし、『W3』のメッセージが60年前も今も同じ意味を持ってしまうことが、今、この作品をやる理由なんだろうなと思います。

 皆さんがこれからの未来について考えるきっかけに少しでもなったらうれしいですし、この舞台に割いてくれた時間が有意義なものになればいいなと思います。誠心誠意頑張ります!」

『KEY TO LIT』(キテレツ)として今後の活動については、

「グループ活動っぽい活動はまだできていないので、6月に控えているライブがグループとしての自己紹介になると思います。今のところ、僕にとってそのライブが大きいです。個人活動としては、お芝居は継続してやっていきたいと思っています」