日本人選手では史上3人目の偉業

オークションに出品された大谷の50号記念ボール(『Goldin』HPより)
オークションに出品された大谷の50号記念ボール(『Goldin』HPより)
【写真】大谷翔平、削除された真美子夫人との“ハワイ別荘”パーティー写真

 6月25日のロッキーズ戦で日米通算300号本塁打に到達。日本人選手では史上3人目の偉業だった。

「敵地のコロラド州で節目に到達。記念球をキャッチしたのは同州の大学でソフトボール部に所属している大学生でした。そのボールがオークションに出品され、7月28日から入札が開始。金額は2万5000ドル(約370万円)スタートとなっています」

 3月18日と19日に東京ドームで行われた、カブスとの開幕シリーズを戦ったドジャース。“ドジャースの大谷”としての凱旋帰国で大きな盛り上がりを見せた。

「日本国内はもちろん、海外からも多くのファンが東京ドームに集まりました。TBS系の情報番組『ひるおび』で紹介された関西大学の宮本勝浩名誉教授のコメントによると、チケットやグッズの売り上げ、世界から集まったファンの交通費や宿泊費などを合わせて経済効果は40億円に上ったようです」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

 '20年5月29日にインスタグラムを開設した大谷。最近では愛犬のデコピンの写真や動画を投稿することも多い。

「大谷選手のインスタグラムのフォロワーは8月1日時点で約977万人です。日本人のスポーツ選手では断トツの1位で、日本人全体では7位。ちなみに1位は『TWICE』のモモで約1518万人です」

 テレビや街中の広告で見ない日はない大谷。化粧品メーカーの「コーセー」やイベントの際に着用している「HUGO BOSS」、グローブやスパイクなどの「ニューバランス」など、数々の企業とスポンサー契約を結んでいる。

「開幕シリーズのために来日したドジャースの選手たちが、大谷選手を起用した広告の多さに驚いていました。大谷選手個人と契約を結んでいるのは22社ほど。それ以外にも“大谷効果”を狙ってドジャー・スタジアムに広告を出稿する企業も増えています」

並外れた“副収入”

 並外れた“副収入”を手にしている大谷。

「アメリカのスポーツ経済メディア『Sportico』は3月、大谷選手は今年、スポンサー料などの副収入がメジャーリーグトップの1億ドル(約150億円)になる見込みだと発表しました。2位のブライス・ハーパー選手は1000万ドル(約15億円)。10倍の差がついています」

 日米の企業から大人気の大谷は契約料もケタ外れ。

「年間の契約料は年々高騰し、現在は10億円ともいわれています。しかも、CMの撮影時間は2時間以内と決められ、その時間内にポスターやホームページなどで公開するインタビュー動画なども撮らないといけないそう。現場のスタッフはかなり大変なようですよ」(広告代理店関係者)

 '24年4月、大谷がハワイに25億円の別荘を購入したと現地メディアによって報じられた。

「大谷選手が購入したのは、ハワイ島マウナケアにある別荘地。1月には真美子さんやデコピンと一緒に着工式に参加したそうです。そのときの大谷夫妻の様子が当初は販売会社のホームページに掲載されていたのですが、すでに削除されています。今夏に完成予定とされていましたが、工期が大幅に遅れているという情報もあります」(前出・在米ジャーナリスト)

 愛犬のデコピンが絵本の主人公になり、'26年2月に発売されることになった。アメリカの「ハーパー・コリンズ」社から出版され、アメリカや日本など8か国で販売される。

「絵本のタイトルは『DECOY SAVES OPENING DAY』。日本語に翻訳すると、デコピンが開幕戦を救う、という意味です。開幕戦の始球式を務めることになったデコピンが“幸運のボール”を家に置き忘れ、取りに行って時間までに戻ってこられるのか、というストーリー。価格は21・99ドル(約3270円)で、売り上げの一部は犬の保護活動を行っている団体に寄付されます」(前出・スポーツ紙記者、以下同)