厳選5か所「やせるツボ」
めぐりUPのツボ「三陰交」
体内の隅々に栄養を届けて、不要なものは回収する「血」のめぐりを改善
婦人科系の不調時にも押したい三陰交は、内くるぶしの上3寸=指4本分上にある。下半身にある、めぐりをよくするツボなので、足の冷え、むくみの対処にもおすすめ。
便秘解消のツボ「天枢」
お腹の筋肉の緊張が緩みダイレクトに大腸を刺激

天枢は胃腸の働きを活発にすることにたけたツボで、おへそ中央から2寸外=指3本分外にある。腸のぜんどう運動の低下、排便の我慢、自律神経の乱れ、便意があるのにいきめないなどの不調に効果的。
燃焼促進のツボ「失眠」
自律神経を整え食べすぎ、代謝低下を抑え太りにくい身体に

失眠はかかとの真ん中にあるツボです。古くから睡眠改善のツボとしても使われていて、寝る30分から1時間前に押すと質のいい睡眠のサポートになる。かかとは指の腹だとしっかり押しにくいので、指の第二関節を使うのがおすすめ。
小顔を目指すツボ「大迎(だいげい)」
むくみからくる二重あごの改善に!

下あごのエラから骨沿いに指を滑らせて動脈の拍動を感じるところに「大迎」がある。左右にあるツボで、めぐりの悪さからくる、むくみ、たるみのケアに有効。小顔を目指せる!
万能のツボ「合谷」
ストレス緩和、頭痛、肩こり、便秘……さまざまな不調に効果

手の甲で親指と人さし指の骨がぶつかるあたりにある「合谷」。自律神経に働きかけて、イライラを静め、心を落ち着かせるのに役立つ。食べものに手を出す前に、合谷を押してムダ食いを防いで!

教えてくれたのは……はなももさん●15年以上の経験を持つ鍼灸師。2児の母。女性専門鍼灸院を開業後、かっさや、セルフケアお灸に関する講座を開催。Instagramでは“やせスイッチを入れるツボ押し”について発信。実践すれば、冷え・むくみゼロのやせ体質になれると好評を博している。『1日1分マネして押せば、体が変わる! ダイエットに効くすごいツボ』(KADOKAWA)